満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

窓下族

2009-03-17 | 会社のハチャメチャ
会社で席替えがあった。

学校の時と違って、会社になると滅多に席替えなんぞしないのだが
世間の会社と違って、我が社では人が入るたびに誰かが席の移動をしないと
座る場所がない。

もちろん、事務所内のスペースは決まっておるから
人数が増えるたびに、どこかに弊害が出ている

最初に事務室から弾き飛ばされたのは、書類入れの棚であった
現在、書類を出し入れするには、事務所から出て可なり歩かないと棚に到達しない

次に弾き飛ばされたのは、退職間近のオジサン。
薄暗い倉庫のような部屋に移動させられ、切ない姿をさらしておった

その次に考え出された技は、事務室内の通路を狭くすること
動線が悪くなり、誰のところへ行くにも大きく迂回しなければ辿りつけなくなった

誰もが頭の上の吹き出しに
「仕事、しづらいぞ!」っと出しておる(笑)

で、今回もまた「春に入ってくる新入社員」のために
誰かが犠牲になる季節がやってきた

今年は誰が犠牲になるのかの~~~~っとノホホンっと見ておったら…
「満天君。」っと思わぬ呼び声がかかり
私に白羽の矢が突き刺さった。

薄暗い倉庫に飛ばされた、退職間近のオジサンが退職したもんで
その席が空いておる。。。そこへ飛ばされるんすかね~っと思っておったらば…

な・なんと・・・・・

コピー機を事務室の外に出し、
空いた壁際に社長が座るようなデッカイ机を、皆を見渡すように置き、
ココへどうぞっときたもんだ!

私の後ろは壁。私の目の前には社員の皆さん方が座っておる。

「この配置って…重役席でないかい?」

確かに…もう一方の壁際には机が3席置かれ、重役席がちゃんとある
が、私のこの位置も…どう見たって重役席②に見える
しかも…どの重役達の机よりも…大きい机をいただいてしまっておる

「アワワワワワワワワ~~~」

この席に座って数日後…
我が社の大黒柱、「会長」がいらっしゃった。。。。

「満天君、なんかエライ席になったね~」なんぞと言う会長。

「エッ!? あの…一見、エラそうに見えるのですが…
あの、この背後の壁をご覧いただけますと解りますように
上の高い位置に窓がございまして…言ってしまえば…窓下。
窓際一歩手前の窓下族でして…アハハハハハハハ」

「アハハハハハハ。なるほど…窓下族か?ハハハハハハ
ま、立派な机を貰ったんだから、それに見合う仕事を頼むよフフフフフ」

「ヒヤ~~~~~~」

なんでこんな目に会うねん。
この重役席に座ってから…身を小さくし…
決して偉そうに見えないように努力をしておる満天でやんす(笑)

しかし…この席ってば…ネットやり放題なんねん(ブワハハハハハハ)
後ろが壁ってエエ~な~~~
何時までこの席で居られるかは解らんが
ヒヤ~~~~っとした分、
「遊ぶど~~~~!」
(決して、働くど~とはひっくり返っても思わない…笑)

もちろん。細心の注意を払い、偉そうな態度は見せずにの(ガハハハハハハ)

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