満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

ザビエル課長の憂鬱

2009-05-15 | 会社のハチャメチャ
毎度、私のブログでもお馴染みの「ザビエル課長」
※「ザビエル課長」の人となりはコチラからどうぞ~

過去記事を読むのが面倒な人のために、少々書いておくが
彼は実に真面目で実直。全ての動きに流れとリズムと定義がある。
そのため、時々、自分で動けなくなりフリーズしてしまう。
悪い人ではないのだが、相手をしていると…鼻に一発パンチを投入したくなる(笑
反応が面白いので、つい、声をかけて遊んでしまうのだが、すぐに反省する。

そんな彼から「コレを購入して欲しい」と、型番が書かれた袋をもらった
在庫が残り一枚となったらしく、商品が入っていた袋をくれたのである

上記のように書くと、一行で済む話なのだが…
この要望を、完了させるまでに要した時間は…1時間弱かかっている

彼の場合、何時もそうなのだが、何かを誰かに伝えて席へ戻ったとしても
自分が言った内容を、何度も何度も頭の中で繰り返し考えてしまい
不安を勝手につのらせて、他の仕事が手につかなくなる

「コレを購入して欲しい」と言って、いったん席に戻り
しばらくしてまた側に来て「品番、間違わないよね?」と、念押しし席に戻り
またしばらくすると「色の記述は書いてある?」と確認し席に戻り
それからまた「数は5個だよ」と、再度念押ししに来て
最後に、「いつ届く?」っと来る(笑)

彼から要望を頂いたときに「色・サイズ・数量・期限」は確認している
それでも、席に戻ると心配になるらしく、確認と念押しをしに何度も来るのである

ところが…それだけ念押しし、確認したにもかかわらず
違う商品が彼の手もとに届いてしまった
「これは、違う…」
と、商品を手にフリーズしてしまった彼の肩を
ポンポンと軽く叩き、フリーズを解除してから、一緒に調べてあげた(笑)

品番に間違いはない。だが…中身が違うと言い張る彼。
残り一枚の在庫を手に、「ほら、違うでしょ!」と興奮して、またもフリーズ。
彼がフリーズしている間に調べてみると…本体に書かれている社名が違う(笑)
つまり、昔買った何か違う袋に本体を保管してしまい、注文したのだ
ハッキし言って、彼のミスである(ハハハハハハ)

彼の肩を軽くポンポンと叩き、フリーズを解除してから状況を説明すると…
「自分がミスをするハズがない!」と怒るので…
「でもな、ほれ、注文の品番は間違ってないだろう」と
再度、注文書と彼がくれた品番入りの袋を見せた。一字一句に間違いはない(笑)
どう考えても、彼のミス。そのショックが大きかったのか…またも彼はフリーズ

放っておこうかとも思ったが、狭い通路でボーっとフリーズされても邪魔なので
もう一度、彼の肩を軽く叩いてフリーズ解除
解除されたとたん、何か別なスイッチが入ったらしく
「解った!以前買った時に
業者が袋を入れ間違ったんだ!」
と言い出した

「そんなバカな話があるか~?」と、笑ってその場を離れようとした私に
「満天さん!業者に文句の電話を入れて欲しい」と迫ってきた
それって…完璧なクレーマーじゃろう(ハハハハハハ)

「一万歩譲って、業者が袋を間違ったとしても
今回の注文書と届いた品番とに間違いはないのだから、文句を言うのはお門違い
それより、間違って届いた商品を返品して、新しく注文したほうが良いだろう
文句を言って、対応に変化があるのならまだしも
意味のない文句は時間の無駄だぞ」
っと流石に面倒くさくなった私は、ザビエル課長を突き放した

その後…ザビエル課長はまたもフリーズ状態に陥っておったのだが…
しばらくして自分でフリーズを解除し…どうしたと思う?(笑)

「業者にクレームの電話をかけておった…」
30分以上も文句を言い続けておったが…業者もココは譲れないわな~(笑)
もちろん、値引きも袖の下もなし(あったら、逆に申し訳ない…笑)

後日、その業者がザビエル課長のもとへ、わざわざ謝りに来た
帰り際に私に
「袋を間違えるってことは、ありえないです
しかも…ザビエル課長のおっしゃっている商品は…
ウチでは販売していない商品でして…」と、言っていた(笑)

ザビエル課長・・・お願いだから、一生フリーズしていてくれ…(笑)


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