お外に出るのが怖いよ…
昨夜は全く眠れなかった。
二時間が経過した時点で頓服を飲んでも、全く眠気がこない。
娘が最後の三学期迎えるから、
気が高ぶって眠れないのかと思ったが、
四時半過ぎくらいに、やっとウトウトしてたら、
もうすっごい昔の記憶らしきものが夢の中に溢れ出してきた。
私が4歳くらいの記憶。
当時のテレビのCMとか、流行っていた食べ物とか、
アニメとか、ドリフのネタとか、歌…
何故か、再現ドラマのようになっている現場に、
娘と父もいて、
父に「これ、懐かしいよね」娘に「こんなことが流行っていたんだよ」と説明している。
そして、五時半の目覚ましが鳴り、
「全然眠れなかった…絶望的だ…」
起き上がれない言い訳をしばらくしていたが、
新学期早々親が寝ているのも…と反省して勢いよく起きた。
朝食。パン。ミルクティー。ウインナー。トマト、桃の缶詰、リンゴ…
大慌てで皿に並べたらすぐに子供たちが食べだして、ギリギリセーフだった。
私も眠気覚ましに朝食をとったのだが、
その時、夜に飲む安定剤と睡眠薬が、封を切ってない状態で置かれているのを発見した。
薬を飲み忘れていたかあ…!!!
これが逆にいつも通り眠れて発見したのならば、
薬なくともラムネで眠れるじゃんってなるけど、
本人飲んだ気でいたから、やはり薬が必要なんだとうなだれる。
プラシーボ効果は期待できない。
もう頭はフワフワしていて、昔の映像みたことにうっすら絶望していた。
薬はなにかこう思い出さないほうがいい記憶まで封じる効果があるんだろうか。
心やすく眠れるように。
昔の記憶には辛いものの方が多いからあまり気分が良くない。
次第に気持ちの不快が形を変えて恐怖心となり、
一日の行動に支障を来してしまった。
家の掃除や洗濯を終えて、妹に少し仮眠をとることを告げ再び寝室へ戻ったのだが、
結局気持ちよく眠れることはなく、
未来の不安で胸が潰れそうになっていた。
例えば、父のこと。
進級する娘のこと。
再開されないカメラのこと。
今晩の夕食すら、私を悩ませる。
絶対無理だとか思ってしまうから面倒なことになる。
何もかも無理。
私は何もできません…。
安定剤一回飲み忘れただけでこの打撃?
私の頭のなか、どうなっているんだろう。