〔三年間〕
素晴らしい努力の積み重ねの、貴女の年月に、感動しました。
全力で頑張って下さい。
ちいさな友人へ。
〔節目〕
もうすぐお別れ。
小学生だった、娘。
本が好き。
マンガが好き。
絵を描くのが好き。
ひとりでいても、大丈夫。
人の前では泣かない。
意外に頑固。
生真面目。
わたしに似てしまったところ。
駆け足、一番。
忍者みたい。
オオカミみたい。
海の生物を愛し、星が好き。歴史が好き。
パパが好き。じじが好き。ばあばが好き。従妹が好き。
いつまでも愛せる貴女でいて。
時々魔法を使う。
ひだまりのようなやさしさ。
さりげない気配り。
わたしが知りえない貴女。
どこまでも、可能性を広げていって。
今子育ての節目を迎えて、
ひとの母となった喜びを知る。
大変なことばかりだったけど、
もう全部、優しい想い出に変わった。
転んだら手を差し伸べるのはわたしの役目だったのに、
今は逆に手を引いてくれる。
娘であり、
友人であり、
恋人であり、
仲間であり、
貴女はとても大事なひとです。
もうしばらく、そばにいるね。
〔夕飯〕
サムラータン。和風ビーフン。ハッシュドポテト。
〔誤解〕
娘「猪八戒って、食べられるんだよね」
私「食べられませんよ! むしろみんなで天竺まで行くよ! 」
娘「…なんだよ」
友人と、猪八戒が食べられるシーンを探したという娘。
非常食にされるというのは、日和の中だけの想定です。