里山にもようやく春の使者が。

職場に向かう道中に、赤い梅の花が、
一部咲きの状態でした。
そこは毎年素晴らしく梅が咲き誇るのですが、
仕事に向かっている途中なんで、
撮影はできず、見ているだけでした。
今年は、シャッターチャンスがあるといいな。

今日はカメラのお仕事。
娘が部活午前中だけだったので、安心して働けました。
帰ってくると、父はパソコンで囲碁の最中。
囲碁をやっている間は夢中になっているせいか、
静かな父。
昨夜。
テレビを観ていたら、
突然、足に違和感が…手にも違和感があり、力が入らなくなった…
というナレーションを聞いて、
ALSだったりしてと、思ってたら、
本当にALSだった。
あまりにどんぴしゃりときたので、
遠い日の告知の記憶がまざまざとよみがえってきてしまい、
すっかり、ブルーだったよ。
その番組では、余命5年だと云っていたけど、
父の場合、異変が起こったのは平成18年。
21年に、ALSと診断され、今に至る。
進行は遅い方なのかもしれない。
まだ口が動いて、何でも食べられるというのは、
あるいは奇跡かも知れない。
食べられるうちに、
沢山おいしいもの食べさせたいけど、
死なない程度の毎度の食事。
こんな父から離れて、
妹は何も感じないのだろうか。
新年の電話もなし。
父の状態も聞いてこない。
今頃は、母子で春スキーを楽しんでいるのかな。
楽しめるものなのかな。
楽しめるふてぶてしさを持っているから、
この家を離れて行ったのかも知れないが…
よそう。もう、やつらのことは考えたくない。