想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

はなれてゆくこころ。

2014-06-18 13:53:07 | 日記

女の勘 というやつで こういうものには 敏感だったりする

結婚していた当時

相手が 会社をやめて パチンコをしていることも

相手が どこかの女と遊んでいることも

借金を隠していることも

全ての不始末は 最初に 勘が働いて 気付いたことだ

もちろん 面と向かって話をしていて

相手が嘘を云っていることなど

容易くばれる

私の勘が鋭いばかりか

相手は 隙だらけ だったから なおのこと

疑いは 動かぬ証拠にすぐ結びつき 事実となった

大体 お付き合いの段階で 

嘘の塊だった男と 18年以上も経てば

判りすぎて 笑っちゃう という事態

そんな男に 「もう一度やり直す気はない」と云って



早 一年

それでも 彼は 云う

「娘が18になるまでは 自分も父親としての責任を果たす」

「(私の)お父さんに借りたお金は必ず返済する」

「夏は海に連れてゆく」

「今 USJに行くために お金を溜めているから 期待していてくれ」

聞いていて 全ての約束は 無に帰るな と思った

途中までは 本気だった気がするが

途中から 心がつかめなくなった

養育費は 振り込まれない(年に2万だけあったが)

父のはなしはなしのつぶて

それでも 「来週 給料日だから 振り込むよ」

と あてにならない 電話はかかってくる

振り込めないなら 云わなきゃいいのにと

本当に不思議に思う

本当に よく判らない人間だ

そして その電話すら繋がらなくなったとき

彼は 窮地に陥っているのだ

その行動はパターン化しているので

容易に 想像できる

やがて O家で 騒動が起きる

おかーさんが 泣く

いつもの パターン

それでも 私は 「娘が18になるまでは…」

という約束を 彼に守らせようとした

嘘でもいいから「何日に 振り込む」と 云わせ続けた

嘘と判っていても 良かった

約束だったことを 思い出してくれるのを 願った

が この頃 また 彼の様子が おかしい

電話が 途切れた

また 借金で首が回らなくなったか

… いや 今回の沈黙は 少し違うな と感じた

心変わりを したな と

あいつは 娘を 捨てたかも知れない

私は そう確信しつつある

いつか こんな日がくることは 判っていた

それが 来たな という 勘

昨夜も つらつらそんなことを考えていて

ふと 彼に電話した

もう 一年以上 こちらからは電話はしていなかったが

奇襲攻撃だ 11時半 普通なら 

会社の寮で 寝る前の時間を過ごしている時間

電話は しつこく鳴りつづけたが

「電話に出ることができません」

とメッセージが流れ 切れた

普段 電話をかけてこない相手が

夜遅くにかけてきたら

普通は 心配して 折り返しかけ直すものだろう

それを 怠った

博打 女 決定

もうやつはきっと 父親としての 責任すら放棄する

私はもう散々傷ついて どうでもよくなったが

娘は どう想うのだろう

春休みも GWも 父は現れなかった

夏休みの 約束が反故にされたとき

気づくのだろうか

娘は 傷つくのかな

胸に ぐっと くる … 怒り

大切に護ってきたものを 傷つけられる 怒り

私は 本気で怒ると 本当 ヤバイからな

普段大人しいやつがキレると 怖いんだよ …

もう二度と 顔を見せない方がいいよ

私の父が 死んだとしても

おまえなんか 来るな と想っている

おかーさんに来るな というのは辛いけど

(おかーさんは非常に責任を感じている人なので)

父も もう顔も見たくないと云っている

ただ 娘だけが …

結婚するなら 「パパみたいなひと」 と 純粋なのだ

でもね

娘もここで 親離れしてきたし

親よりも 友人 ボーイフレンドとの 交際が大事になる時期

知ってしまっても いいかな と

残酷な 話だけど

事実だから

しかし やつは 後悔しないのだろうか

私以外に 相手がいたときは 私をおばさん呼ばわりして

見向きもしなくなったのに

独りになったら 「元に戻りたい」と身勝手なこと云ってくる

こういうやつは きっと また独りになったとき

嫌味なほどに 惨めな気分になって

悲劇の主人公を気取るのだ

これから 歳をとって

娘が 嫁ぐ頃に 後悔しないのだろうか …

まあ 知ったことではないがな



  
             『まぁせいぜい… 悔いが残らない方を自分で選べ』








 










 
コメント
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