想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

不純物のない水や大気を求めて彷徨う日々。 それでも現実は、光と闇が入り混じり、秩序を失うばかりだった。

2025-01-11 20:41:23 | 日記
今日もまた、
朝早く自分自身に叩き起こされる。
まだ4時間しか寝てない。
どうしたんだよ。
おかしいだろ。
もう少し寝たいんだけど。
わかってる。
原稿が書きたい訳ね。
iPhoneを開いて編集作業を
始める。
頭の中では何かが叫んでいる。

そして9時間勤務。
オーナーは朝だけ来て帰り、
残されたバイト君が
ひとりで奮闘していた。
弁当や惣菜作りの指示はあったかね。
と聞くが、何もないらしい。
そーかよ。
つまり、ここは私の独断で
やれということか。

冷蔵庫の中では、
食材たちが、廃棄時間を、
無気力に待っている状態だ。
なんとしても。
救済処置を取らねばならない。

惣菜パン、弁当7個、惣菜も作り上げ、
ふらつくバイト君を休憩に送り出す。
自分も休憩…のはずが、iPhoneを開いて原稿の編集を開始する。

頭、完全にイカれたな…。
疲れで身体が震え、
それでも続けてしまう。
誰か俺を止めてくれ。
吐き気がするんだよ。

仕事が終わり家に帰る。
明日こそはゆっくり寝よう。
そう決意した矢先、携帯が鳴った。
「班費集金の件で、明日7時に行くよ」
と、伍長さん。
朝7時?
ああ、そうか。
田舎の朝はやたら早い。
ゆっくり寝る権利なんて
最初からないんだ。

班費2000円に寄付代500円。
毎回思う。
「寄付って、金額を先方が勝手に決めるものなのか?」
緑の日は500円、神社は3000円。
父の時代は羽振りが良かったかも知れないが。
今の私は時給が1000円にも届かない。
死活問題なんだよ!

それでも叫びたい衝動を飲みこみ、
ただ「班を抜けたい」と心でつぶやく。
だが田舎という社会は
簡単にそんな自由を許しては
くれないものだ。

田舎暮らしはスローライフ。
そんなのは、ただの幻想だよ?




コメント
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