プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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微分的生き方

2008-08-20 08:12:30 | 考えたこと
今日は東村山市で先生方と研修会。
午前中、知人の高校生の娘さんがインタビューに見えるとのこと。
カウンセラーという仕事についてお話することになるのかな

私の場合、微分的な人生なので、カウンセラーという仕事も「なりたい!」と
いうよりも、なりゆきでこっちへきてしまった、という感じが強い。

この間、ちくま書房の編集の方とお目にかかったのだけれど、
小学生のときに、筑摩書房から出ている
心の底をのぞいたら
を読んだのが「こころ」に関心を向けることになった、一番のきっかけじゃあないだろうか。この本は印象深かった。

なので「ちくま書房」と聞いただけで
「仕事させてもらえるかもしれないなんて!!」 
と感激と感動が入り混じったのであります

その後はあまりにも毎晩、興奮気味に遺伝子について語る父の影響か
中学の理科の先生が格好良く見えたのか
感情が面倒だったのでクールな白衣の研究者に憧れたのか
そっちの道方向へ。
さらに高校の古文の先生がすっごく苦手で、古文の教科書と先生が連動。
ますます、「受験は理系かな~、数学苦手だけど」という選択になった次第

希望して農学部に入ったわけなのですが、入ってみるとみかけの白衣の下は
ちっともクールじゃない。汗と涙の毎日
実験、レポート、実験、レポート。この細かい作業がどうも苦手
「一生これをやるのはもしかしてムリかも…
と思っていた矢先、
友人(つくばの生物系の先生)から
「面白い先生がいるから会いにいこう
と誘われて大学のカウンセラーに出会ったのがきっかけ。
今思うと、へんな子だったので、心配してさりげなくカウンセラーのところに連れて行ってくれたのかもしれません。

このカウンセラー(今では恩師)に
「不登校の子どもの家庭教師をやらないか」
とリクルートされ、そこからこっちの世界にぐいっとひきこまれていったわけなのです

人生、何が起こるかわかりませんが、直感で微分的に生きてるわりには、
なんとかなるもんだ、と思ったりしています
コメント (2)
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