プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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カウンセラーのイメージは割烹着

2009-08-01 18:42:59 | 考えたこと
この間、研修会で
「カウンセリングって、話すだけですけど、
問題解決するんですか?
という質問をもらった。

話すとすっきりする、というのがひとつにはあるような気がする。
大きな声を出すとすっきりするように、
あれこれ思っていることを声で出してみる。
これだけでも、ちょっとすっきりするのではないだろうか

そして、何をもって問題解決とするかによって違うんだけど、
物事の見え方が変わるということは起こる。
ひとりで考え込むのではなくだれかと話す、ということは
予想以上に問題の見え方が変わるきっかけになる(ような気がする

それで、私にとってはカウンセラーの仕事って、ちょっと
家政婦さんに似てるな~とも。
前にエコマムかなんかに書いたような気もするんだけれど、
冷蔵庫掃除とか、一人でするのって勇気がいる
何年も使ってないジャムとか、何が冷凍されているのか
わからない冷凍庫の奥のものとか。整理すればすっきりしそう
なんだけれど、なんとなくおっくうでそのままになっている
ものとか。その整理を手伝う家政婦さん。
で、家政婦さんが自分の好みで
勝手に片付けられちゃううと、依頼主は困る

「ここにビンありますよ~
とか
「開けてみますか?
とか言ってもらいながら、
「う~ん、今は置いとこうかな
とか
「ちょっと解凍してみようかな…。一緒にみてもらおうかな
みたいに、依頼主の好みとかやる気度合に応じて片付けて
くれると、ほっとしたりする。

そういった感じとカウンセラーの役割は
ちょっと似ている気がする。
なので、カウンセラーって
私の中では、割烹着着てる感じになっている…。
偏ってるかも…。

それから、カウンセリングってなんでも
解決できるんだよね?!という期待のようなもの
を感じることもある。

う~ん、何でもっていうことはないよね。
問題がなくなるっていうよりも、
問題につきあうのに慣れるっていう感じが近いかな…