プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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重松清著「きよしこ」読んでます

2009-08-07 16:26:33 | 読んだ本
かなり前に買っていた「きよしこ読んでます。
相変わらずですが、すでにまえがき風の導入部で
うるうる、うるうる。電車のなかでは読めません
しまったと思うのですが、次が読みたいがゆえに、
コンタクト(なんかしていません)がズレたふり…。

きよしこのよるほしはきたり
すくいのみこはみははのむねに
ねむりたもういとやすく

この歌を初めて聞いたきよし君のお話。
「みはは」や「いとやすく」をどう聞き取ったかを
読むと、ふふふ、こういうことってあるある、と
思いましたよ
そう思って自分はどうしてこの歌をちゃんと
意味通りに知っていたんだろう、と考えてみたら、
うちの母親はクリスチャンなもんで、彼女が
ちゃんと解説してくれていたな~と思いだしました。
讃美歌系は訳語が昔風ですよね。
言葉だけで聞くと、何を歌ってるんだろう?
っていうことになる。「もろびとこぞりて」だって
なんだろう? って思うし。

重松清氏が転勤族の子どもかどうかは分からないのですが、
小説を読むと、なんとなく自分が何回も転校生をやった
ときの気分を思い出します
行った先の子どもたちとの距離感とか、街とのなじみ方とか。

そういえば、多分、今が最長ぐらいに長く同じ場所に
住んでいるような気がする。なじみの八百屋さんとか
街を歩いていてお店の人にあいさつするとか、これまで
ほとんど経験したことが無かったものな~

なんか、引っ越しのときがモノの大整理っていう
感じだったんだけど、10年以上同じところにいると、
どんどん要らないモノも溜めこんでいるんだよね…