ドラマのような二人

日中はまだ暑いけれど、朝は涼しいですね。
夜、タオルケットの足元に少し厚い布団を置いて、朝方かけて寝ています。
押入れから出すのはめんどくさいので。。。

先日のことだった。
実は、来月に香港へ短期間の旅行をすることになった。
旅行代理店で予約を取り、その代金を払いに行った。

小さい代理店なので、窓口には４人しか社員がいなかった。
私の前にも待っている人がいたので、しばらく待つことになった。

その人たちは、ガラガラとスーツケースを引きずっている。
あれれ？？
窓口の人が「今日はどういうご用件ですか？」と尋ねると
「今日発の航空券って取れますか？」などと言う。

私の耳はいつしかダンボの耳となった。
だって、面白そうなんだもの。

希望の国を聞かれれば
「ベトナムかオーストラリアで。」と言うし
「あ、マカオもいいかも。」とか、
「グレードの低いホテルはやなんですよね。」とか
「どこか、お勧めの国ってありますか？」などと逆に質問している。
担当の人が「お帰りはいつの予定ですか？」と聞けば
「１６日、あ、でも最悪１７日でもいいですぅ。」と言う。

聞いているうちに、仲のいい同僚とトイレかなんかで
「そういえば、連休だけどなんか予定ある？」
「ん～、別にない。この際、海外でも行こっか？」
「それもありだよね～」と、盛り上がった様子まで脳裏に浮かんできた。

いいよね、若いって。しがらみもないし。

私は若い女の子たちが、結局どこの国に行くことになったのか気になった。
でも、帰ってご飯のしたくをしなければならない。
後ろ髪をひかれる思いで帰途についたのだった。