こんばんは。
片付けもほぼ気が済むまで出来たと思う。
私が嫁いだ年に建ったこの家。
当然、私の部屋はない。
姉が嫁ぐ前に使っていた部屋をいつも使わせてもらっている。
時計が止まっているので、腕時計をしている。
私の私物などさほどないだろう、と思って始めたお片付け。
ところがである。
今日は、息子や娘が赤ちゃんだった時の肌着。おんぶ紐、ママコートまで出て来たのだ。
息子が保育園児くらいの時の服も沢山。
何故ここに?と思ったのだが、あるものは事実だ。
懐かしさを感じながらも、潔くゴミ袋に入れて行った。
人の心情は、見ぬもの清しである。
目に入らなければ、平気で暮らしている。
そして、日々の雑事に追われてゆく。
私も、実家の片付けをしなければ、ずっとこの放置した物たちに気づかなかった。
姉も弟も勤め人である。
だから、ここに自分の私物を捨て置いても、そんな事よりも、毎日が忙しいで過ぎて行く。それは、私にも分かる。
母も、ここへ何でもかんでも詰め込んだんだよ、あの時は若かったから、と言う。
重い荷物も沢山あるが、皆、パワーがあったのだろう。
でも、近い将来、母が亡くなった時。
残された弟に、ここの片付けを一人でやれと言っても無理な話だ。
途方に暮れるだろう。
色々考えて、私は、時間に余裕がある自分なら手伝えると思った。
足の踏み場もなかった作業所の2階。
今では、ちゃんと歩けるくらいにはなった。笑。
明後日には、夫の待つ我が家に帰る。
長い間留守にしたね。
どうも有難う、そう言おう。
ではまたね。