まず、登場するねこどもの紹介からしなければなりません。
最初に正式にうちのねこになったのが、このブログのタイトルにもなっているカロンタン。2003年の9月に当時の研修先の動物病院に捨てられていたのを飼わないかと、いまは別の動物病院の看護師をしているS子さんが連れて来てくれました。
はじめのうちこそ、積んである本や箱の間に引きこもったり、かみつき暴れ、家出をして雪の中3日ほど帰ってこないこともあったカロンタンでしたが、04年の新年を過ぎたあたりでは、すっかり打ち解けて楽しい毎日になりました。
カロンタンは一般的雑種のくろとらで、来る人来る人、「かわいい顔してるんじゃない」「子ども6匹産んだとは思えないかわいさですね」と、もちろんお世辞があるにしても、おほめの言葉を多く頂いた、そんなねこです。
見かけだけではありません。たとえば、部屋に積み上げられたビデオの山、カロンタンの子や孫は、ばたばたとよく倒していますが、驚いたことにカロンタンは、どんなに素早く走って飛んでも、一度として山に接触することはなかったのです。
目が異常によかったのか、それともからだのコントロールが抜群だったのか、ともかく、ビデオの山を確実によけることができるのがカロンタンでした。
最初から避妊手術をしてもらえるはずだったカロンタンでしたが、なかよくなってみると、その子どもというより親になったカロンタンをみてみたくなりました。手術は延期してもらって、風の強い2月、外をほっつき歩いたカロンタンは、いつしかお腹が大きくなり、遠くスペインではサッカーのクラシコ、バルセロナ:Rマドリッド、アメリカではやはり伝統の一戦、ヤンキース:レッドソックスが行われていた4月26日の朝、6頭の子を産み、2日目に死んでしまった1頭以外は、いまも元気に活動しています。
部屋の中で子育てをしていたカロンタンは、「まあ、よろしく頼むな」というと、いつも「ニャ」と、短い返事を返してくれました。
それから3ヶ月。五きょうだいも、もうお乳も必要ないかなと思われた7月の暑い日、裏の道でカロンタンは車にはねられて転がっていたのです。
そんなわけで、いま部屋にはカロンタンの子5頭と、その子がわかっているだけで12頭。それから外には、カロンタンが来る前、2001年頃からよく来ている銀にゃんとその一族、ほかにたまに来る近所のやつらと、多くのねこたちが活動しています。
これまで身近な人々には、ああだこうだと語っていたうちとその周辺のねこどもの様子を、これからこのブログで記録していきたいと思います。
なんといっても、ねこどもは話ができませんから、私のような人間が、いちいちどうだった何をしたと言葉にしませんと、何ともなりませんので。
だから、ブログの名前は『カロンタンのいない部屋から』
最初に正式にうちのねこになったのが、このブログのタイトルにもなっているカロンタン。2003年の9月に当時の研修先の動物病院に捨てられていたのを飼わないかと、いまは別の動物病院の看護師をしているS子さんが連れて来てくれました。
はじめのうちこそ、積んである本や箱の間に引きこもったり、かみつき暴れ、家出をして雪の中3日ほど帰ってこないこともあったカロンタンでしたが、04年の新年を過ぎたあたりでは、すっかり打ち解けて楽しい毎日になりました。
カロンタンは一般的雑種のくろとらで、来る人来る人、「かわいい顔してるんじゃない」「子ども6匹産んだとは思えないかわいさですね」と、もちろんお世辞があるにしても、おほめの言葉を多く頂いた、そんなねこです。
見かけだけではありません。たとえば、部屋に積み上げられたビデオの山、カロンタンの子や孫は、ばたばたとよく倒していますが、驚いたことにカロンタンは、どんなに素早く走って飛んでも、一度として山に接触することはなかったのです。
目が異常によかったのか、それともからだのコントロールが抜群だったのか、ともかく、ビデオの山を確実によけることができるのがカロンタンでした。
最初から避妊手術をしてもらえるはずだったカロンタンでしたが、なかよくなってみると、その子どもというより親になったカロンタンをみてみたくなりました。手術は延期してもらって、風の強い2月、外をほっつき歩いたカロンタンは、いつしかお腹が大きくなり、遠くスペインではサッカーのクラシコ、バルセロナ:Rマドリッド、アメリカではやはり伝統の一戦、ヤンキース:レッドソックスが行われていた4月26日の朝、6頭の子を産み、2日目に死んでしまった1頭以外は、いまも元気に活動しています。
部屋の中で子育てをしていたカロンタンは、「まあ、よろしく頼むな」というと、いつも「ニャ」と、短い返事を返してくれました。
それから3ヶ月。五きょうだいも、もうお乳も必要ないかなと思われた7月の暑い日、裏の道でカロンタンは車にはねられて転がっていたのです。
そんなわけで、いま部屋にはカロンタンの子5頭と、その子がわかっているだけで12頭。それから外には、カロンタンが来る前、2001年頃からよく来ている銀にゃんとその一族、ほかにたまに来る近所のやつらと、多くのねこたちが活動しています。
これまで身近な人々には、ああだこうだと語っていたうちとその周辺のねこどもの様子を、これからこのブログで記録していきたいと思います。
なんといっても、ねこどもは話ができませんから、私のような人間が、いちいちどうだった何をしたと言葉にしませんと、何ともなりませんので。
だから、ブログの名前は『カロンタンのいない部屋から』