麦こがし。大豆を炒って粉にしたもの。
「ハッタイノコ、要りまへんか」と売りにきた。
昭和初期の子供のおやつで、筆者も砂糖を加えて食べた。
江戸時代の辞書「物類称呼」には「東国にて、こがし、又みづのこといふ。
畿内及西国にて、はったいと云う」とある。
ハッタイコ・ハッタイともいう。菱の実も戦前はおやつになった。
鋭い角形の突起をもつ菱を蒸し、割って種子を食べた。
(京都新聞 折々の京ことばより)
「ハッタイノコ、要りまへんか」と売りにきた。
昭和初期の子供のおやつで、筆者も砂糖を加えて食べた。
江戸時代の辞書「物類称呼」には「東国にて、こがし、又みづのこといふ。
畿内及西国にて、はったいと云う」とある。
ハッタイコ・ハッタイともいう。菱の実も戦前はおやつになった。
鋭い角形の突起をもつ菱を蒸し、割って種子を食べた。
(京都新聞 折々の京ことばより)