ささやき・つぶやき・備忘録

木漏れ日の下で~安らぎをもとめて~
花風景館 ~自然を求めて~
SNOW&み~♪の備忘録です。

めーがかたい

2008-08-18 | 折々の京ことば(yahoo blog)
寝ないでいつまでも起きている。
「あの子はメーガカタイな、なかなか寝やへん」。
目をメーと長く発音する。
目を開けた状態が続くさま、まぶたが閉じないのをカタイと表現した。
眠気が襲うことを、京都府北部で「目がオヤコスル」と言う。
親子のように目が仲良くする、まぶたが自然にくっつく形容。
京丹後市で「目がコズム」というのも眠気を催すこと。
コズムは、差し迫る、詰まるの意。

           (京都新聞 折々の京ことばより)

いぬやらい

2008-08-17 | 折々の京ことば(yahoo blog)
犬矢来は、通りに面した町家のベンガラ格子の前に、
割った竹を曲げ囲いにしたもの。
犬走りの矢来ということから。
犬走りは犬が小股でちょこちょこ走る所。
丈を組んで作った仮の囲いが矢来。
ベンガラ格子は、室内の明るさを保ちながら、表通りからは室内が見えにくい。
顔を近づけるとのぞき見ることができるが、犬矢来のために近づけない。
ベンガラ(紅殻)はインドのベンガル地方産の塗料。

                (京都新聞 折々の京ことばより)




いぬやらいです。

だいもんじ

2008-08-16 | 折々の京ことば(yahoo blog)
大文字の送り火をダイモンジという。
盂蘭盆の行事である。八月十六日の夜、東山の大文字山に「大」の字がともる。
このほか、周辺の山腹に「左大文字・妙法の字・鳥居形・船形」の火がともる。
大文字の送り火を盆の酒に映して飲むと、病気にかからないという。
送り火のカラケシ(消し炭)を水に溶かして飲み、カラケシを半紙に包んで
玄関につるすと、魔よけになるとの言い伝えもある。

              (京都新聞 折々の京ことばより)




大文字


左大文字。 手前は清水さんの三重塔です。

2枚ともトトロさんからいただきました。

おしょうらいさん

2008-08-15 | 折々の京ことば(yahoo blog)
死者の霊魂。精霊(しょうりょう・せいれい)。
江戸時代からショウライとも。
「オショウライサンをお迎えせんならんし、お仏壇をきれいにしといてや」。
オショウライは尊敬語。オハグロトンボをオショウライトンボと。
「お盆やし、オショウライトンボ捕まえたらあかんえ」。
盆に虫を殺してはいけないと言い伝える。
先祖の霊が虫に宿るとの考えだ。中京の旧家では盆の三日間、精進料理を食べた。

        (京都新聞 折々の京ことばより)



京都は14~16日。 滋賀は13~15日がお盆です。


おしょらいとんぼ。 
京の風さんからいただきました。 お盆に撮ったそうです。

かいのこ汁

2008-08-14 | teacup
野の調べさんにかいのこ汁を教えてもらいました。

かいのこ汁について
鹿児島のお盆はお精霊さんをお迎えする為にかいのこ汁を作ってお供えします、お供え料理の一つです

大豆、ゴボウ、木耳、かぼちゃ、さといも、トイモガラ、ナス、油揚げ等に味噌を入れ調味します


この中のトイモガラがわからなくって再度聞いてみました。

トイモガラは、鹿児島では多くの農家で庭先に2,3株程度植えられていて、里芋のような大きな葉をつける植物で、正式には、ハスイモと呼ばれています

イモの部分は食べずに茎の部分だけを食べる野菜でトイモガラの茎には無数の空洞があり、中身はスカスカになっています

いつも友人から貰い夏野菜としてお味噌汁とか酢の物にしたりしています

トイモガラの健康効果
食物繊維が豊富で整腸作用があり、老廃物を出し、肌荒れ防止、夏バテ予防効果もあるそうです


トイモガラです。



野の調べさん、 ありがとう♪