酔いどれに寛容な月…

（火曜のはなし）
終電近くまでかかったが あらかた仕事を片づける事ができた。

家路を急いでいると 街のあちらこちらで忘年会帰りまたは二次会へ向かうのであろう団体を見かけた。
皆 ほどよくお酒が入り表情が明るい。
いまだ好転せぬ不景気のせいで師走に入ってからもなかなかこの光景がみれなかったが ここに来てようやく賑やかな年の瀬らしくなってきた。

駅では柱に抱きついて にやけるサラリーマンをみかけた。
駅員に不審者として ばっちりマークされていたが当の本人は幸せそうな表情であった。

酔っぱらいにも寛容な月。
師走はそんな月であってほしいと思う。
お酒の飲めない嫁さんは何て言うかな(笑)