落書き日記のススメ

毎日、日記をつけるのもいいけど 簡単な絵を描き続けるのもいいですよ。絵のある生活(落書き)のすすめ。

沖縄帰省録 その9…

2013-08-06 12:17:30 | 沖縄帰省録
(つづき)
動物園には古くから沖縄にいた いわゆる在来馬たちもいた(名前は忘れちゃったな…)

「このウマたちの祖先が 琉球王国繁栄の礎となったのか…」

むかし東アジアの貿易の拠点となった琉球王国は目覚ましい発展を遂げた。(このあたりは沖縄でもよく語られる部分だが なぜに繁栄できたかという根本的なとこはあまり語られてないように思う)

だがその繁栄は明(ミン)の後ろ盾があったからで…明がなぜに小国である琉球を特別扱いにしたか?(海賊も琉球船は襲わなかったというから よっぽどの理由があるはず…)というのが大きな謎であるようだ。

ここ最近読んだ本によると“沖縄の馬がどうしても欲しかったから”という説が有力らしい。

明は北方の騎馬民族の襲来に怯え、万里の長城を完成させたほどであるから…騎馬民族に対抗するため 当時馬が沢山いた(らしい)琉球を特別扱いにしてまで馬を欲しがったというのは頷ける話だ。

「…むかしは沢山の馬がいたんだなぁ~」

そう思うと 動物園にぽつりといるだけの在来馬に対して何だか申し訳ない気分になった。

(つづく)