Ｉ君…

むかし 職場の後輩に長身でちょっぴり猫背なＩ君というヤツがいた。

彼はある地方から家出同然で上京したヤツで、家を出た理由はやはり いじめだった。

彼は逃げてきた事に すごく負い目を感じていて 一緒に呑み、酔う度に なぜか僕に泣きながら謝ってきた（きっと僕ではなく 親に謝っていたのだろう）

僕はいじめに関して立ち向かえ、我慢しろとは言えない。ただただ逃げろとだけ言いたい。
思うに逃げるのだって勇気がいる。Ｉ君は負い目を感じていたが、そう悪い事じゃない。

彼は自分を「半人前だから…」とばかり言っていたが あてのない東京に来て ひとりで精一杯生活するうち 少しずつ自信をつけていった…
彼とともに働き一年くらい経った ある日 電話で呼ばれ、地元に帰る事を告げられた。
その時の彼は 堂々としていて大きくみえたのを覚えている。

現在は地方で頑張る彼は 昨今のニュースをどう見てるのだろう…

東京に来い…

連日の「いじめを苦にした自殺」のニュースは 情報に　うとい僕の耳にも伝わっている。

いじめは 本能的なモノで決してなくなるものではない…まぁ それも一理あると思うが それで納得してしまっては理性ある人間として生まれたのに…少々寂しい気がする。せめて 何か考えて動こうと意識せねば。

…という事で
今夜は いじめに悩む君に送ります。

「東京に来ないか？」

ふざけて言ってるのではなく 薄っぺらな人生ながらいろいろ経験してきた事を踏まえ真面目にそう言いたい。

～このあまりに大きな街は いろんな人間を受け入れる度量を持っている。
僕が東京で出会った多くの人の中には やはりいろんな過去を持つ人がいた。その人たちは干渉されることの少ないこの街で のびのびと生き その後過去と向き合う。そして何かが変われた時 東京を離れ地元に帰った。

きっと地元でも のびのびと生きてるに違いない。

逆に東京でいじめに悩む人は 沖縄に行ってみて欲しい。
大きすぎる街は 時に存在理由を見失う事がある。そういう時は ぜひ小さな街に行ってみてはどうだろう（沖縄と書いたが 実際は どこだっていいはず…）何かが見つかるに違いない。

今は学生だから東京に行けないという人は 卒業後に東京に行くプランを今のうちにたてておこう。
どの沿線に住むか どんな部屋に住むか 何を持って家を出るか…
もう死ぬことを考えてる場合ではないよ。

最後にもう一度…「東京に来い！！」

指を切る…

カッターを使っていたら 誤って親指をプスリとやってしまった…

痛くはないが 赤い鮮血が吹き出てきた。慌てて血を拭き取り 絆創膏を貼ろうと薬箱の中を探したが……絆創膏は見当たらない。

どうやら きらしているようだ。
ティッシュで傷口をくるみ セロハンテープを使い 即席の絆創膏を作った。

最近は運動することも少なくなったので ケガする事もなくなった。久しぶりに 自分の血をみたら「あぁ～生きてるんだな…」と思った。
当たり前だけれど ついつい忘れがちな感覚をなんだか取り戻したような気がした(笑)

跡形もなく…

夜 無性に甘いモノが食べたくなりファミレスに向かった。

寒いなか 自転車で向かったのに 行きつけだったファミレスは閉店どころか 跡形もなくなっていて 空き地となっていた。

いつも空いてて 良かったんだけどなぁ……

公園より…

ただいま近くの公園で落書き、発信しています。

目の前で 子供達が缶けりやってるのをぼっーと眺めてます。
最近の子供らは ゲームばかりやってるイメージがあるけど 昔ながらの遊びもやってるんだなぁ～

でも 缶けりの達人である僕から言わせてもらうと まだまだだね…鬼が缶から離れちゃいかんよ。
つかまえるコツを教えてやりたいとこだけど これも勉強だからな だまっていよう(笑)


…にしても 寒いな そろそろかえろ。