コキアの紅葉…

休日朝の日課である 犬の散歩から帰ると、おばの家族が家に来ていた。

今日は朝からおばの家族とともに ひたち海浜公園へコキアの紅葉を見に行く事になっていたらしい。
その頭数に僕も入っていたようなのだが 僕は全く聞かされていなかった。慌てて着替えて出発した。

ひたち海浜公園は紅葉したコキアとコスモスが見頃で それを見物にきた人らで混雑していた。母や嫁さんより「いつも空いてる」と聞いていたが今日は違った。

コキアは丘の斜面にもこもこと生えていた。丸い形はまるで“まりも”のようで この季節紅くなり、その後 枯れてしまうらしい。ちなみにコキアは“ほうき草”とも呼び枯れた後は ほうきの原材料として使われたりするらしい。

ここ数日で気温がぐっと下がった。紅葉していく草木を見ると ついに冬がやってくるんだなぁと思った。

満月は主張する…

昨夜は綺麗な満月だった。

一方 今夜は朝からどんより雲に覆われていて、満月の日が昨日でホント良かったなと思う。

毎晩の帰り道、夜空には月が輝いているはずなのだが 夜空を見上げる余裕もないのか その存在に気づかない事が多いが（見てるのだろうが記憶に残ってない）さすがに満月の日は 自分の存在を大きく主張するかのように、夜空で大きく輝いているので 鈍感な人間でも、その存在に気づきハッとさせられる。

あんな巨大な星が落ちてくることなく、地球の周りをぐるぐる回っているかと思うと、重力とか遠心力とか そういう理屈がわかっていても「不思議だなぁ」と思う。

不条理なる世界…

“努力が報われず、真面目にやってる人間が馬鹿をみる”

そんな不条理なことが、多々あるのが この世の中。

言ってる事がコロコロ変わる人間に、それについて文句のひとつも言えない人間。
自分のトコへ火の粉がふりかかりそうなのを察し、早々と逃げ出す人間。そんな人間たちに振り回され なぜか気づくと真面目な人間だけが決まりきった貧乏くじをひかされる。

“まさに もらい事故のよう”

あまりに疲弊した時は やけ酒なんてせず、さっさと寝てしまうのが一番。

…というわけで「おやすみなさい」

気にかかる…

昼食は大体Ｙさんと一緒に持参した弁当を食べている。

むかしは よく二人で近くの定食屋に通いつめていたが、僕が結婚して弁当を持参するようになってからは 社内で留守番しながらともに弁当を食べるようになった。

Ｙさんは普通なら とっくに引退してる年齢なのだが 「家にいてもやる事がない」らしく、週の前半だけ 会社に顔を出し仕事している（仕事してない時も多いけど…笑）

よく食べて、よく呑んで、よく働くそれがモットーなはずのＹさんだが 近頃はずいぶん食が細くなった気がする。

むかしは弁当と一緒にカップ麺をも食べてたくらいなのに、近頃は弁当のおかずを半分くらい残してしまう。
“モッタイナイ”ので僕が平らげる事になるのだが…なんだかＹさんらしくないように思えて気掛かりだ。

厠のはなし…

近頃のトイレは斬新なデザインのモノが多く、便器らしからぬ近未来的でカッコイイものまであったりする。

だが そういうこったデザインのトイレは困ったトコもあって そのひとつが“水栓レバー”の在りかがよくわからないトコだ。

手をかざすとセンサーが反応し洗浄を開始するトイレもあれば、手をかざす必要もなく その場を離れれば 勝手にセンサーが反応するものなど様々。

今日入ったトイレはセンサーらしきモノがなかなか見つからず、個室のなかで四苦八苦したが ふと下方を見ると、床に小さなボタンがあり、そのボタンを踏みつけると みごと洗浄が開始した。

こういったわかりづらいトイレに入ると常々思う。外国人は日本のトイレの性能に大変驚くと聞くが…うまく使いこなせてない人も多いのではないかと。