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振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

コーヒー店アカアマでBMWのヴィンテージバイクに遭遇

2018-12-06 21:29:56 | チェンマイステイ
預けた荷物が積み残されたので手荷物だけでホテルにチェックインした翌日、M氏と朝食に出掛け、近くにあるカオソーイの有名店メーサーに行った。8時を過ぎた頃でお客も少なかったが、昼頃になると店前の路上は観光客の昼食に連れて来たガイドの車で一杯になる。

カオソーイを食べた後で、コーヒーを飲みにアカアマまで足を伸ばした。6月に来た時とは店装が少し変わっていたが、相変わらずお客さんは多い。







空調の効いたインサイドの席と、アウトサイドのテラス席がある。レジカウンターで注文して支払をすると、コーヒーは席までスタッフが運んでくれる。注文してから豆を挽くので多少時間がかかるが、大変美味しい。カフェラテ(50バーツ)を頼んだ。





テラス席でM氏と喋っていると、明らかにツインエンジンとわかるバイクの爆音がしてきた。Vツインの音かと思ったが振り返ると日本でも見たことのないBMWのヴィンテージバイクで、店の向かい側に停まった。フラットツインの音だった。

ライダー氏はタイ人のようで、テラス席のベンチにいた彼の友人と喋っている。M氏はバイクを見てもいいかと、ライダー氏に手ぶりで挨拶してバイクを見に行った。



後で調べると50年代初頭のR68かと思われる。レストアされて新品のように見える。ハーレーの883を持っているM氏も興味深々だ。

しばらくしてコーヒーを飲み終えたライダー氏はバイクに近づいてエンジンをかけ始めたが、キックを10回くらいしてやっとかかった。年代モノだけに手間はかかると思うが、それだけに愛着もわくと思う。やや大きめの爆音も気持ちの良いサウンドになる。

BMWとの思いがけない遭遇にアカアマのコーヒーがより旨く感じられた。