ある男が、中東の小さな町に立ち寄った。
飛行機の時間が気になるのだが、あいにく腕時計は止まっていた。
ふと見れば、つながれたラクダの隣に、やせた老人がぽつんと座っている。
「あのう・・・。すみません、今何時でしょうか」
かたことで話しかけると、老人は鋭い眼光をこちらに向けた。
そして、年月が刻まれた繊細な手を、おもむろにらくだの股間にもっていき、そのラクダの大きなナニをつかんで静かに持ち上げた。
「3時14分」
「あ、ありがとうございます・・・」
老人の謎の動作にあっけにとられると同時に、男性はその神秘的な光景に圧倒された。
生きとし生けるものへの慈しみ。古代より受け継がれてきた、神への敬けんな祈りさえ感じ、熱くなる思いを胸に空港へ向け歩き出した。
だが、町は迷路のようになっていて、男性はさんざん歩きまわったのに空港への道がわからず、気がつけばさっきのラクダと老人の前に出てしまった。
「すみません・・・。今何時でしょうか」
再び聞くと、老人はまた鋭い目で男性を見つめ、神聖なる儀式のように、らくだのナニをつかんで持ち上げた。
「4時48分」
「ありがとうございます。ところで、その儀式の意味をお聞きしてよろしいでしょうか」
彼はおそるおそる尋ねてみた。
「知りたいかね、旅のお方」
「はい。どうしても知りたいんです」
「こうするとじゃな」
老人は、ラクダのナニを持ち上げると言った。
「向こうにある時計塔が見えるんじゃ」
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牧師、医師、エンジニアの三人組が、ある朝ゴルフを一緒にまわっていました。
彼らの前にいるグループはとてもプレイの遅い人たちでした。
エンジニアがいらいら怒って言いました。
「前にいる奴らは何であんなに遅いんだ?もう15分も待ってるんだぞ」
医師もうなずき、「理由はわからないが、あんな不器用そうなのを見たことがない」と同意しました。
すると牧師は、「あそこに管理人がいるから掛けあってみよう」と言い、向かいました。
「やあ、ジョージ、あの前の組の人達はどうしたんだい?ちょっと遅すぎやしないか?」
すると管理人はこう言いました。
「彼らは盲目の消防士達なんです。
去年火事になったこのクラブハウスを救ったことで、視力を失ったのですよ。
それ以来彼らがゴルフをしたいときは、いつでも無料で提供しているのです」
それを聞いた3人は少し無言になりました。
やがて牧師が口を開き、「それは悲しいことだね。今晩は彼らのために祈ることにするよ」
医師もそれに続き、「そうだね。私も何とか手助けができないか、友人の眼科医に連絡を取ってみるよ」
エンジニアも言いました。「何で夜にプレイしないんだ!」
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ボーヴォワールが帰宅した。
自分のベッドに見知らぬ裸の男性を見つけた。たんすを開けるとメルロ=ポンティがいた。
「いったい何回言えば分かるんだ!?隠れなきゃいけないのは間男だろう!」
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和樹と由宇の夫婦は毎年、JA全農の無料招待旅行でアリゾナに出かけていた。
毎年、和樹は「由宇、あの飛行機に乗りたいな」という。
そして毎年、由宇は
「そうか、でも、あれ10,000円かかるんやで。10,000円っちゅうのは千円札十枚やで?」と答えるのだった。
ある年、和樹と由宇がアリゾナにやってきた時、和樹がこう言った。
「由宇、俺も71歳になった。今年あの飛行機にならなかったら、絶対に乗れないと思う。」
由宇が答えた。
「和樹、あの飛行機に乗るには10,000円かかるんやで。10,000円っちゅうのは千円札十枚やで?」
パイロットがこのやり取りを聞いていて、話しかけた。
「おふたりさん、こういうことじゃあどうでしょう。わたしはおふたりを飛行機に乗せる。
もし飛んでいる間中一言もしゃべらなければ、ただで結構。でも、一言でもしゃべったら、10,000円いただきましょう。」
和樹と由宇は承知して、二人を乗せた飛行機は飛び立った。
パイロットはありとあらゆる飛び方をしてみせた。急転、旋回、回転、急降下、しかし、一言も聞こえてこない。
そこで、もう一度すっかり繰り返した。それでも声は聞こえない。
飛行機は着陸し、パイロットが和樹の方を向いた。
「あんたたちに悲鳴を上げさせようとがんばったのに、あんたたち、声を上げなかったな。」
和樹が答えた。
「ああ。由宇のやつが落ちた時、何か言おうと思ったけれど、10,000円というのは千円札十枚だからね。」
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