ぼくはスキーリフトに乗っていた。隣に座ったのは、知らない男だ。
男は山の中ほどまで上るまで無言だった。が、そこで口を開いた。
「スキーは10年ぶりですよ。」
「どうしてです?」と尋ねると、「刑務所にいたんです」という。
ぼくが黙っていると、相手は「訳を知りたいですか?」と尋ねた。
「いや、別に」
「そうおっしゃらずに聞いて下さい」と、男。
「全く会ったこともない人間を観覧車から突き落としたんです」
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ぼくはスキーリフトに乗っていた。隣に座ったのは、知らない男だ。
男は山の中ほどまで上るまで無言だった。が、そこで口を開いた。
「スキーは10年ぶりですよ。」
「どうしてです?」と尋ねると、「刑務所にいたんです」という。
ぼくが黙っていると、相手は「訳を知りたいですか?」と尋ねた。
「いや、別に」
「そうおっしゃらずに聞いて下さい」と、男。
「全く会ったこともない人間を観覧車から突き落としたんです」
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男が納税手続きのため役所にやってきた。
「次の方、お名前は?」
「マママママイケル・スススススミスです」
「あの、どうか落ち着いてください」
「私は落ち着いていますが、父が出生届けを
出したときに緊張していたもので・・・」
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兄のピーターがミネアポリスのミネソタ大学で学んでいたとき、ある学期に
芸術科の友人が、課題の肖像のモデルをしてくれないか、と頼んだ。兄は承知し、
その友人は肖像を描いて提出したが、Cマイナスという成績をもらった。
学生は教授のところにいって、どうして低い点のついたわけを尋ねた。
教授によると、肖像のプロポーションが不正確だ、と言うのである。
説明によると、「頭は大きすぎる。肩は広すぎる。それに足は巨大だ」という
ことだった。
翌日、その学生はピーターを連れて教授に会いにいった。
教授は一目兄を見ると、言った。
「よし、Aマイナス」
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ある仕事にあぶれたパント・マイムの芸人が動物園に呼ばれた。
彼を事務所に招くと園長はこう言った。
「人気者だったゴリラが急に死んでしまって、このままお客が減ってしまうのを恐れているんだ。代わりのゴリラが手配できるまで、衣装を着てゴリラになりすましておいてくれないか?」
こうして次の朝から彼はゴリラの衣装を着て、お客がくる前にゴリラの檻に入った。
始めてみると最高の仕事だった。好きなときに眠れるし、遊べるし、お客をからかうこともできた。こうして彼は、本業のパントマイムをやっている頃には集められなかったぐらいたくさんのお客を集めていた。
でもそうこうしているうちに、お客もゴリラに飽きてきたし、彼の方もタイヤを揺らせているだけではつまらなくなってきた。しかも、最近は隣のライオンの檻の方が人気が出ている。
せっかく得た人気を失いたくなかった彼は、檻に登って仕切りの上を腹這いで進み始めた。そしてついにはライオンの上までいってぶら下がった。こんなことをされてライオンはたいそう怒ったけど、お客は大喜びだった。
この様子を見ていた園長は彼に昇給を約束してくれた。このアトラクションをたいそう気に入ってくれたのだ。
さて、こんな調子で何日かが過ぎていった。彼は相変わらずライオンを冷やかしたし、お客の数は増えていたし、彼の給料も上がり続けていた。そんなある日、最悪の事態が起きた。
怒り狂ったライオンの上でぶら下がっていた彼だが、滑って落っこちてしまったのだ。
ライオンが近づいてきて今にも飛びかかろうと身構えている。彼は檻の中をグルグル逃げ回りだしたが、ライオンはピッタリ後ろに迫っていた。
とうとう彼が「助けてくれ~」と大声で叫び出したとたん、ライオンに飛びかかられてしまった。仰向けに組み伏せられた彼が覚悟を決めると、ライオンが話し始めた。
「しゃべるな!このマヌケ。2人ともまた失業したくはないだろう?」
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3人のOLが会社のエレベーターに同乗した。
エレベーターの壁に液体が付着しているのを発見し、1人目のOL
「いやだ、精液みたい!」
その臭いをかいだ2人目のOL
「ほんとだ、いやねぇ、精液よ!」
それをちょっと舐めた3人目のOL
「しかも、うちの会社の人のものじゃないわ!
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「豹変」
サリー「どうしたのかしら、あの背の高いブロンドの男性。ちょっと前まで
私に親しげな様子だったのに急に蒼ざめて行っちゃったの」
ブレンダ「きっと私が来るのが見えたのね。夫よ
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日本の領海である尖閣諸島に台湾巡視船が侵犯し、日本の巡視船と物理的衝突したニュースは、海外メディアでも大きく報じられています。
具体的には放水の応酬となったわけですが、このウォーターバトルは国際的にもかなり奇異に見えたようで、海外サイトでも変わった盛り上がり方をしていました。
海外メディアや掲示板のコメント欄を抜粋してご紹介します。
●水鉄砲の戦いを誰が嫌がるって言うんだ?
●この水鉄砲が、艦砲射撃に変わらないことを祈ろうぜ。
●全ての戦争はこういう風にやるべきだ。
●次の段階では、飛行機から 水風船 を落とすんだ。
●そうさ、暑い日だったんだ。
●各国がこういう戦争しはじめたら、アフガニスタンとアメリカは、もう かくれんぼ するしかない。
●銃弾じゃなく水か。気に入った。
●アジア人は何てキュートなんだ。
●この投稿はジョークなのか?なぜか面白いぞ。
●僕の中の8歳児が、巨大水鉄砲で世界征服をするチャンスにワクワクしてる。
●カタパルトからの巨大水風船が来るまで待ちきれない。
●あとはジュネーブ会議で、レーザー鬼ごっこの認可が下りるのを待つだけだな。
●ん?台湾は中国のために日本と戦ってるのかい?なんだそれは?
●やっと何かが始まった。
●
中国:焼き尽くせ
日本:水を撃て、そしてガンダムを作れ
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立川談志の噺、「羽団扇」(はうちわ)によると。
正月の2日になると七福神の刷り物を「おたから、お宝」と売りに来た。それを枕の下に敷いて寝ると吉夢(初夢)が見られるという。
年始回りをして、ほろ酔いで帰ってきた亭主。腹もキツいので寝るという。「お宝が枕の下に敷いてあるから、良い初夢を見てねと、見たら話し合おうね」との女房の言葉を背に寝付いた。
寝言や笑い顔があったので起こして聞くと、「夢は見ていない」という。私に言えない夢でも見たのでしょうと喧嘩になった。そこに仲裁人が入って、なだめたが「夢は見ていない」の一点張り。仲裁人にお前は誰だ、と逆襲。それではこうしてくれると、襟首掴んで真っ暗な表に引きづられ、空中高く放り上げられた。
落とされたところが、鞍馬山であった。木の上に天狗が居て「ワシが連れてきた」という。羽で飛ぶのは前座で、真打はこの様に羽団扇で飛び、貴様の家の前を通ると夢の話で喧嘩をしていたから、ここに連れてきた。女房にも言えない面白い夢を見たようだから、誰も居ないここでしゃべらせようとした。しゃべったらここから帰れとか、しゃべらなかったら、八つ裂きだと脅した。
では話をしましょうと、でたらめな花火の話を語り出したが、講釈師でも落語家でも話をする時は扇子を持っている。だから、その羽団扇を貸してくれと、強引に取り上げた。話に夢中になっているように見せかけて、羽団扇を動かすと身体が浮いて、天狗が制止するのも聞かず、扇ぎ続けると、森の上を飛んでいたと思ったが、大海原のど真ん中だった。手元が狂って落ちてしまった。
落ちたところが、七福神の宝船の中。「今日は正月だから七福神が集まって吉例の宴会をしている」と大黒。それでは仲間に入れてと頼んだが、「何か、芸が出来れば」と許され、仲間の中に。
そこには綺麗な弁天が居て、お酌をしてもらいご機嫌で、恵比寿にも勧めたがお酒は駄目でビールだけという(エビスビールのシャレですよ)。肴は恵比寿様が釣った鯛のお刺身、またこれが美味いこと。飲んで食べて、芸をする間もなく寝入ってしまった。弁天様に起こされると・・・。
女房であった。弁天様と女房が二重写しになって頭がこんがらかっていて、女房は弁天様と呼ばれて喜ぶし、夢を見ていたことが初めて分かった。女房の誘いに乗って、いままでの夢の話を始めた。
女房は「春、早々縁起の良い夢を見て良かったね」とご機嫌。七福神って誰が居たのと、聞かれたが六福神しかどうしても思い出せなかった。
「それじゃぁ~、六福神じゃないか」、
「イップクは、吸い付けタバコで呑んでしまった」。
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「火事の引越し」
昔は、火事が多かったんですよ。
その火事が、だんだん、だんだん、消されてくるんで、
火事の夫婦が、ある晩、愚痴をこぼしたって話がある。
「ねぇ、こんなに燃えるたぁ、消されちゃっちゃ、
しょうがないわねぇ。」
「うーん、この頃、消すの、速くなってきたからなぁ。」
「うーん、どこか、他の土地、行って、
不便な土地で燃えましょうよぉ。」
「じゃあ、そうしようかぁ。」
「それが、いいわよ。」
「じゃあぁ、夜逃げぇしよう。」
ってんで、
火事の夫婦が、夜逃げの相談をしている。
したら、火事の子供が寝ていて、
ちょいと、目を覚まして、
「ぼやも行こう。」
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そういえばこんな話があったな。
あほな日本人の女が自分の彼氏を外人に紹介するのに
「マイボーイフレンド イズ コック」
と言って、外人爆笑。
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ママ「坊や、汚いから指なんかしゃぶるのやめなさい。」
ジミー坊や「おまえ、夕べ、親父のもっと汚いトコしゃっぶってたやん。」
ママ「コックね。」
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「猫のウォン返し」
1万円貸したのに、1万ウォンで返されますた・・・・・。
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「ねえ、あなた。今夜は外にでかけて楽しみましょうよ」
「そうだな。だけど、もし君の方が先に帰ったら、玄関の明かりはつけておいてくれよ」
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融通のきかない者
とある生物学のクラスで、精液の中で発見された高レベルのブドウ糖について、
融通のきかない教授が学生と議論していた。
その最中、一人の新入生の女の子が手を挙げて質問した。
「教授、その糖分は砂糖と同じくらいですか?」
「その通りです。」
教授は答えた。すると、彼女がまた続けて質問した。
「それでは、なぜそれは甘くないのですか?」
一瞬、クラス内は静まり返ったが、次の瞬間、大爆笑になった。
おかしな質問をしてしまったことに気づいた彼女は真っ赤になって
テキストをしまうと、恥ずかしそうにクラスから出ていこうとした。
しかし、生真面目な教授は彼女を呼び止め、極めて冷静に言った。
「ふむ。なぜ甘いと感じないか。」
「それはですね、舌の中で甘味を感じる部分が・・・」
「舌の先の方にあるからですよ。」
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ある所に三人の既婚の娘を持つ女性がいた。
彼女は三人の娘婿が、義母である彼女自身の事を
どれくらい愛してくれているか、いつも心配で仕方がなかった。
しかし、ある時、彼女はそれを確かめる為のいい方法を思いついた。
次の日曜日、彼女は一人目の娘婿を訪ね、
二人で公園を散歩している時に、わざと足を滑らせて池に落ちてみせた。
娘婿は自分の洋服が濡れる事も省みずに直ちに池に飛び込み、
溺れている彼女を救出した。
翌日、この娘婿の家の前にトヨタカローラの新車が置かれていた。
そして、フロントガラスには次のようなメッセージが添えられていた。
「親愛なる息子へ 愛しています 義母より」
更に別の日、二人目の娘婿と一緒に散歩をし、
同じように池に落ちてみせた。
この娘婿もすぐに池に飛び込み、彼女を救出した。
その翌日、やはり娘婿の家の前にトヨタカローラの新車が置かれていた。
そして、フロントガラスには次のようなメッセージが添えられていた。
「親愛なる息子へ 愛しています 義母より」
続いて別の日に、三人目の娘婿に対しても同様にして、
目の前で池に落ちてみせた。
するとこの娘婿は、「やった!」とばかりに小躍りしながら、
義母を見捨てて帰宅してしまった。
その翌日、この娘婿の家の前にポルシェカレラの新車が置かれていた。
そして、フロントガラスには次のようなメッセージが添えられていた。
「親愛なる息子へ 愛しています 義父より」
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