ただいま妄想中

夢、かつリアルな頭の中身をどこへ。

ついて来る

2013-09-03 06:08:18 | Weblog
こどもの寝顔は、ほとけ様みたいで

無条件に包まれる。私はいつも

人100倍、活発な子を
追っかけまわしながら

逃げまわっている。

こどもが、私を追う力の方が
純粋に強いと思う。

こんな親で申し訳ない
必要としてくれて、ありがとうと

こどもに感謝したい。


「大きくなったら、何になりたいの?」

「おたーたん」

「誰と結婚するの?」

「おたーたん」


嬉しさ以上に、わが身を振り返りたくなる、、


昨日のこと。

おばあちゃん(私の母)を
病院に下ろしたら、子供と買い物でもして

時間をつぶそうと思っていた。


おばあちゃんを下ろして、
車を発進させた途端。


こども:「おばあちゃんは?・・ついて来る。戻る。病院に戻る。」


わたし:「なんでもっと早く言わんの?」

こども:「戻る。」

わたし:「お利口にしとれるん?買い物に行くんよ。なんで戻るん?」

こども:「買い物、行かん。おばあちゃん、ついて来るねって、言ったから。」

それを聞いて、泣きそうになる。


前日のこと。

おばあちゃん:「○○ちゃん、明日おばあちゃんの病院について来てくれる?」

こども:「おばあちゃん、どこが痛いの?」

おばあちゃん:「今は痛くないよ。大丈夫。」

こども:「いいよ。」


そんな、やり取りを
こどもは覚えていたのだ。

おばあちゃんの側に、ついているのだと言う。

わたし達は、それから病院に戻った。


おばあちゃんを待つ間

受付にあった「しずかにしようね」
と書かれた紙をもって

椅子に寝転んだり、ガサゴソ。あれこれしゃべる。

よその、おばあちゃん(酸素吸入の機械をつけておられた)にも

こども:「病院は、治してくれるよ」

と声をかけたりする。


2歳9ヶ月。いちばん大切な事を

わたしに教えてくれる。
コメント (2)
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