もくもく。

保育園の「もくもくの日」

月に一度、一日、
自然の中で過ごす子供。

今日は、川に行くそうで
大きなリュックを背負って

出かけて行った。

お昼ご飯は、
園で用意して頂ける。m(__)m

暑い時なので。今朝は
わが家でも、塩のおにぎり。

これが、こどもの好物で
よく食べてくれます。(*^^*)

いってらっしゃい♪

8月6日

わたしの母方の
祖父母は、広島出身。

この2月に、

お浄土に参らせて頂いた
祖母は、20代で被爆している。

お腹の下に子供を隠し
きのこ雲を見たと言う。

原爆投下後。何が起きたか
わからなかった祖母は、

親戚を探して
市内を歩き回った。

その光景の恐ろしさに
語っていた口を、閉じてしまった。

私は話を聞きながら
こども心に

おばあちゃんは、
恐すぎて話せないんだ・・

と思ったのを覚えている。

おばあちゃん子だった私は

おばあちゃんを、
そんな目にあわせた原爆を

憎む以上に、悲しいと思った。
人間は悲しい生き物だと。

いつか必ず、命を終えて
ゆかねばならない身でありながら

わたし達は傷つけ合う。

わたしも、被爆3世と言うのだそうだ。

この表現が正しいのか、
わからないけれど

昔から、広島の原爆は
他人事に思えないところがある。

小学生のとき、
はだしのゲンを夢中で読んだ。

読み終えて、何日も眠れなくなり

人間は、なんで死ぬのだと
両親を困らせた。

仏様がおられるお浄土に
みんな往くのだから大丈夫だと

父と母は、繰り返し
懸命に、わたしをなだめた。

毎年8月6日は、祖母の話や

泣きじゃくる自分
困り果てた、両親の顔を思い出す。