昨夜。眠りにつく前
ドラマ『カルテット』を
こころの中で、再生していた。
すると、
まきちゃん旦那さんの
何でもない様な台詞が
サーーッと、浮かび上がって来た。
「そうか、まきちゃんは
普通の人になりたかったんだ、、」
ここが味噌です。
『普通』の概念は、千差万別
何をもって「普通」と言うのか
ほんとは、あってない様なもの
なんだけど
実は誰もが憧れていて
もっとも実現するのが難しい。
私のこころには、この言葉が
グサリと突き刺さった。
恵まれた人生である中で
こどもの頃から、ずっと
自分の居場所を探して来た。
外から、どう見えるとか
体が今、この場所にあるとか
そういう事ではなくて。
きらびやかな、派手で立派な
ものではなくて。
必死に闘って、勝ちとってゆく
ものではなくて。
ドーナツは穴があるから
ドーナツであって
ドーナツが、ドーナツのままで
安心していられる人の
そばにいられるという事。
ちゃんとしなきゃ、って
穴を埋めようとしたら
ドーナツは
ドーナツじゃなくなるという事。
ドーナツのまま生きる事、、。