録画していた『カルテット』
最終話、やっと観ました。
もったいなくて、
躊躇していました(^_^;)
「カルテット様」
と手紙を寄こした人の
文章を聞きながら
いろんな事が頭を巡った。
否定的なことを
書き連ねているけれど
この人はただ
彼らを傷つけたいのか
純粋に疑問に思うのか
それとも
音楽を続けている彼らが
羨ましいのか。
キーワードは
『人生の価値や、意味』
私たちは、価値や意味を
見いだしたがる生き物だけど
よくよく考えてみれば、
それは重要な事だろうか。
なぜなら、それは
人によって
変わってしまうものだから。
もっと言えば
同じ人間であっても
次の瞬間には変わったりする。
われわれは
価値だの意味だの
難しい事を言うけれど
実は、それだけの者でしかない。
すずめちゃんに
「なんでこの曲を選んだの??」
と聞かれて、まきちゃんは言う。
「こぼれたから」
感情は理屈を超越する。
そうか。。私達が
価値・意味だと
思っていたものは
結局のところ、
その瞬間の自分の『感情』
でしかないのかもしれない。
後から先から、
理由づけするんだろうけれど☆
ありすちゃんが
「人生チョロカッタ」と言う場面
笑ってしまったんだけど(^_^;)
あれも、ありすちゃんの価値で
おなじ幸せを、手にしても
たとえば私が
幸せであるとは思えない。
感情がいっぱい
こぼれてしまう様な瞬間、
『あぁ、いま生きてるんだなぁ』って
こころで、からだで、満てる時
それが、わたしの『幸せ』
なんだろうな~なんて
思いながら観せて頂きました!
追伸: 劇場でお客さんがゾロゾロ
帰っていく場面があったけれど
わたしも過去に『ものを創る』
事をしていた人間として、
またご法話させて頂く時も
おなじく
全員に響くというのは
無い世界だと思っていて、
たった一人の、ほんの一瞬
『何かが』届くといいな
響くといいな、と思っています。
ここの部分はとても共感しました。
で、カルテットの続編は
いつからでしょうか?(*^^*)