伊坂幸太郎 著
『死神の精度』で活躍した「千葉」が8年ぶりに帰ってきました!
クールでちょっととぼけた死神を、今度は書き下ろし長編でお楽しみください。
帯の謳い文句は、ファンなら必ず飛びついてしまうようなインパクトがありましたね。
考えた方を尊敬します。
さあ今回の作品ですが、実に重たいテーマを、死神の「千葉」を使って力を抜かせる面白さ。
このクールな洒落が実に心地よくマッチしていて、これは流石伊坂節!っと思わざるえませんね
前作のショートも良かったけど、長編で読む「千葉」も大変秀逸だったと思います。
これならまだまだ続編行けそうかな?
ちなみにこれに関して言うと、前作「死神の精度」を読んでいなくてもいけそうな気がするけど・・・・・どうですかね?
もちろん読んでおいた方がいいような気がするけど、個人的には順番はどちらでもいいような気がします。
そんなに厚い本でもないし、エンターテイメント性もあるし、軽い気持ちで手を伸ばせる本だと思いますので、是非手にとって見てください。
おすすめです。