監督 J・C・チャンダー
大自然の猛威にさらされ、海上でのサバイバルを余儀なくされた男の姿を描く人間ドラマ。
80歳間近の名優ロバート・レッドフォードが、全編水上での撮影という過酷なロケに挑み、健在ぶりを発揮。
メガホンを握るのは、初の劇場長編作となった『マージン・コール』でアカデミー賞脚本賞候補にも選ばれたJ・C・チャンダー。
ワンシーンムービーは最近のトレンドでしょうか?
まぁ、面白きゃ何でもいいんですけどね。
この映画、終始ロバート・レッドフォードしか出てきません。
よって、会話らしい会話はありません。
ただただ、主人公が海の上で自然相手に格闘しているだけの映画です。
ヨットはみるみる浸水し沈没寸前。
救命ボートで脱出するが、なかなか救助も望めないし食料も底が見えてくる。
そして水も・・・・・・・。
この主人公、なかなか悪態をつかないんですよね。
自分ならかなり早い段階でブチ切れて冷静さを失い壁とか蹴りまくってそうな気がするけど
その辺は80歳近い男という設定からの装いなのか・・・・・・。
なんとなく突っ込みどころが沢山あって、観終わった後に「だから何なんだ!」と言ってしまいたくなるような作品なんですが
後からジワジワと来るような感触の一本でした。
個人的には面白いと思うんだけど・・・・・・どうかな?