監督 中島哲也
第3回「このミステリーがすごい!」大賞に輝いた深町秋生の小説を、『告白』の中島哲也監督が映画化した人間ドラマ。
ある日突然、失踪した娘の行方を捜す父親の姿を通し、関係が希薄になった現代の家族像を浮き彫りにする。
役所広司が娘の行方を追う父親を、その娘をCMなどで注目の若手女優・小松菜奈が演じる。
オープニング、ちょっとスタイリッシュでかっちょいい映像から入ってきたので、やっぱ映画好きとしては「おっ!」って思っちゃうよね
掴みは良かったっす!
その後、グロい映像なんかもあるし、とにかく若者がウザいし、役所広司の汗の暑苦しさもウザい。。。。。。。
そんな息詰まる感じの空気感も監督の意図したものですね。
ストーリー展開としては、過去とか現在に加え、夢だの妄想だのも混じってくるので、混乱する人は訳わかんなくなるんだろうね。
個人的にはどんなに混乱させられようが、辻褄が合えば何の問題も無いですけど・・・・・・。
とにかく狂った親子が滅茶苦茶やらかす、そして暴力全開の破天荒映画です
この手の映画も、今まで無かったわけではないんだけど、なんとなく新鮮味を感じるのはやっぱり豪華な役者なんですかね?
私はかなり好きです
今までの中島監督の映像感は残しつつ、ちょっぴり強めのスパイスを加えた映画・・・・・って感じかな。