石田衣良 著
リョウ、二十歳の夏。恋愛にも、大学生活にも退屈した日々を送るなか、ボーイズクラブのオーナー・御堂静香に見出され、とまどいながらも「娼夫」の仕事を始める。やがて、リョウは女性たちのなかにひそむ、さまざまな欲望の不思議に魅せられていく…。性愛の深淵を透明感あふれる筆致で描く長編小説。
「娼年」から一年後の物語・・・。
同級生の裏切りによるクラブオーナーの行く末、新たなメンバーやクラブ運営の難しさ、コールボーイとしての立ち居振る舞い、プロとは何か・・・・・。
最初から三部作である事を分かった上で読み始めたので、前作の続編、そして次回作に続く話と思って読んでるので全く違和感なく読み終えましたが、それを分からず読んでしまうとどっちつかずでちょっと説明口調が多いかもしれませんね。
そしてクラブオーナーの御堂静香の存在感・・・。
主人公「りょう」との関係性に、なぜか美しさを感じて思わず涙が溢れてしまいました
なるほど、「りょう」には女性の扱い方をさせられました
僕ももっと頑張ります!
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