『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

お知らせ

津・松阪地区で高校入試における内申でお悩みの方は、無料相談承ります。
メール(reimei.nakayama@gmail.com)またはお電話(059-255-1123)で、れいめい塾まで『内申の件で』とご連絡ください。

心が和む午前中

2010年02月27日 12時28分25秒 | 塾の風景
昨夜は6日目となるおでんと格闘していた。
読んでいたのは『一万年の旅路』・・・ネイティヴ・アメリカンの口承史だ。
これは1年以上も前から読んでいるが、まだ終わらない。
今夜も最後まで残っていたのは惇だった。
途中で挫折、『楊令伝』の最新刊に浮気。
いつしかスラム街のベッドで沈んだようだ。

ベッドで身体を動かす・・・かすかに聞こえる鉛筆の音!
飛び起きると新中1の女の子が勉強している。
初対面で驚愕した女の子・・・恐ろしいほどに6期生の千帆に似ているからだ。
不思議なもので顔立ちや雰囲気がそっくり。
ゆえに言ってしまった、「オマエって勉強できるんやろな」
ちなみに千帆、一志中でトップを張って津高へ進学している・・・が、今は人の妻。
新中1のお嬢、しばらく考えて「どうかな・・・でも算数は苦手」
南が丘中学の過去問をさせてみる。
年代もの・・・ヴィンテイジの数学、なにしろ亮太(10期生・光近代塗装専務)の中1の1学期の中間・・・今から16年前のもの。
このお嬢、まだ生まれてへんやん。
ほのぼのとした午前中だ。

先日、連絡を頂いた天栄中出身の津西3年のお母さんから再び連絡。
鈴鹿からウチの塾に密航しようと考えている猛者だ。
とりあえずは公立入試の当日に息子さん共々来られるとか。
「知り合いで中3の子どもさんをもつお母さんがいるんですけど、公立高校と内申で検索をかけるとれいめい塾にヒットするって言ってましたよ」
「へえ、そうなんですか」
「そのお母さんがね、先生のブログに新高3はあと一人って書いてあったよって知らせてくれて」
「いやあ、あれは僕の仕掛けじゃなくてウチのHPを管理してる開業医のドクターが仕組んだんですけどね。僕の個人的な嗜好で言うなら・・・ちょっとばかし恥ずかしい」
「そうですか・・・でも、塾ならどこだってしてるでしょう。だから今日、ウチの息子の席がなくなったらと不安で電話したんですよ」
「はあ・・・そういうもんですか」
俺の美意識は確実に風化している。
いつか、俺のひからびた化石のような美意識を『れいめい塾の旅路』というタイトルで口承史としてまとめてみようか。

さらにお母さん、「れいめい塾の中3の玄太君が塾でセンター試験の英語を受けて159点取ったことを息子に言ったんですよ。息子も高校で受けさせられたらしくって・・・え~!って驚いてました」
ブログ上での登場人物を、あたかも昔っからの知己のように語る・・・劇場型入試の真骨頂、・・・ありがたいねえ。
「その玄太君って全県模試で三重県1位を取った子ですよね」
「そうです」
「いえね、天栄中に2位の子がいてるらしいですよ」
この明るいお母さんとの話し合いも、ほのぼのとした午前中に似合う。
このお母さんとは3月11日に会うことになる。
ブログをきっかけに見知らぬ者どうしが盛り上る・・・これもまたブログの贈り物だ。

清濁併せ呑む橋本ドクターが管理する俺のブログに感謝しておこう。


にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ
にほんブログ村 受験ブログ 高校受験へ
にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 三重情報へ

昼が近づくにつれて受験生たちが集まってくる。
教室内の空気が下がり始める。
陽だまりのなかの心を封印、午後から中3が解くプリントの準備をしよう。
今日は教英出版の予想問題集の第一回。

クリックのほう、ほんまにほんまに。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再び津西、暴風雨圏に

2010年02月26日 23時04分11秒 | 高校受験
名古屋市立大学前期を受けた竜太(18期生・浪人)が姿を見せる。
「いやあ、不安だった英語が簡単で、自信があった国語がめっちゃ難しかった」
「まあ、すんだことやしええやん。ところでな、来週明けから高校生、期末試験や。しかし医学部がこの土日じゃ休みや。今夜はれい(18期生・三重大学教育学部1年)と真広(津東3年)が遊軍でいてくれるが、オマエも高校生の質問を受けてくれへんか」
「ええ、構いませんよ。俺にしても後期の小論文の勉強、今日のところはあまり乗り気じゃなかったし」

俺は教室の前のホワイトボードに、たった今発表されたばかりの後期選抜の倍率を去年の数値ともども書き込む。
    去年   今年
津高 1.15倍  1.13倍
津西 1.15倍  1.45倍
津東 1.66倍  1.29倍
松阪 1.06倍  1.31倍
伊勢 1.16倍  0.99倍

いったい、伊勢高に何があったのか。
いや、何もないはず。
最近の風潮、その地域の一番校は回避する若者気質だろう。
ところが宇治山田も1.24倍と、思ったほどには高くない。
となると、今まで伊勢地区からは一桁しか進学していない松阪高校だが、内申枠の拡張に伴い密航者が出たのか。
ともかく今年の伊勢高、千載一遇のチャンスだ。
この倍率を見て、果たして何人の受験生が密航してくるか興味深い。
中勢地区からもありえる。

さて、肝心の中勢地区。
去年の津東狂奏曲が沈静化した。
そして津西人気が再び沸騰。
これで第一次合格を満たす内申だが、あくまで勘ということで38あたりじゃないか・・・。
いっぽう、津東はかなり緩くなる。
30台前半の内申でも充分可能性はある。
津高は依然として無風状態・・・教頭の順ちゃん、努力してるのになかなか人気が出ませんな。

再び台風の目となったのは津西。
ウチの塾からは2名が受ける模様。
さあて、どうなる。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ
にほんブログ村 受験ブログ 高校受験へ
にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 三重情報へ

ホワイトボードに書き込まれた倍率以外に、各高校の第一次合格を満たす予想内申も書き入れた。
俺の勘だが・・・。
それに目をやる中1と中2に俺は言う、「希望する高校、興味ある高校の内申を頭の中に叩き込んでおくこっちゃ。そうすれば、今回の期末試験でどの程度の点数を取らなアカンか分かるやろ」
こんな経験の連綿たる紡ぎが、生徒たちの内申に対する認識を変えていく。

クリックのほう、頼んます。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松阪高校普通科実質倍率1.31倍

2010年02月26日 18時52分33秒 | 高校受験
橋本ドクター、今日は仕事のほうがヒマやったんかな。
さらに赤文字で煽っとる。

さあて、やっと出た!後期選抜の倍率だ。
真っ先に見たのは松高・・・ウチの塾の裏の主役・敬太が勝負する松阪高校である。
理数科の募集39名に対して応募が101名・・・倍率は2.59倍。
敬太の受ける普通科は募集240名に対して応募が254名・・・倍率は1.06倍。
しかし、理数科で落ちる62名(101-39)が普通科にまわる。
これで普通科は募集240名に対して応募が316名・・・実質倍率は約1.31倍。
ここに松阪高校が実施した第一次合格枠基準の120%枠をあてはめると、288名までが第一合格のハードルを越える。
つまり、内申で第一次合格枠からはずれるのは28名(316-288)となる。
敬太がこの28名に入らなかったら、そこは当日のガチンコ勝負。
11月下旬からの密航以降、鍛えに鍛えた自負はある。
充分勝負の目はある。
その敬太の内申は土壇場で2上がり39・・・。
これで第一次合格枠、定員の120%枠をクリアできるはずだ。

劇場型入試だ・・・ここで断言しておく。
担任からは「松阪高校? 到底無理です。100%無理です」と言われた敬太だが・・・。
敬太は受かる。


にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ
にほんブログ村 受験ブログ 高校受験へ
にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 三重情報へ

しかしやね、最近の敬太の質問のひどさ・・・「先生、水田と口分田の違いって何ですか」
一般的な普通名詞と歴史特有の術語をごちゃ混ぜにしているタワケぶり。
2週間後もこのレベルなら、俺が松阪高校の先生でも即落とすわい!

クリックのほう、ほんまに頼んます。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドクターよりは経営者!「あと一人!「あと一人!」

2010年02月26日 17時39分21秒 | 塾長の友人
太郎は午後1時を過ぎて登場。
奥さんと3人で『藤が丘食堂』へ。
ところが準備中の看板、仕方なく『ありがとう』へとまわる。
途中、橋本ドクターから携帯で連絡。
俺のブログのトップをいじったことと、入塾案内の募集人数を変えたことの報告。
本当にありがたい。
経営者努力が全く感じられないから、まわりが心配していろいろやってくれる。
でもやねえ、それまでの「募集人数3名」から「あと1人!」って煽り方、皮膚科のドクターがつくったとは到底思えへんね。

ブログへの注目度が上がったことは事実。
今年に入ってから塾の説明を聞きに来られた方や電話での問い合わせでは、ほとんどの人が見ていてくれた。
俺のブログで塾の雰囲気を把握したうえでの密航希望。
劇場型入試を実践しようとしている小生にとり、本当に勇気をいただいた。
感謝する次第。
ただ、同時に責任も感じるねえ。
最近、入塾希望のお父さんと以下のような会話をした。

「うちの息子、内申がよくない。まあ、私立のほうは三重選抜と高田Ⅱ類に鈴鹿探求と皆受かったが、おたくのブログで考えるなら公立高校は到底受からない」
「失礼ですが、内申はどれくらいですか」
「27です」
「そりゃ低いですね」
「それもあるので津東を考えていたが、おたくのブログでの松阪高校の内申120%枠、それもあって松阪高校を受けさせようと思っています」
「懸命な選択だと思います」
「松阪であろうとあの内申ではダメかもしれない。でも、大切なのは大学受験」
「おっしゃるとおりです」
「ひいては高校からはおたくに預けるつもりなのでよろしく」

俺のブログがきっかけで松阪高校で勝負となる模様。
その意味では責任を感じる。
それでも俺の息子が同じ内申だったら、やはり松阪勝負以外は考えられない。
つまるところ敬太にすればライバルが一人増えるのが、俺としては多少複雑なとこもあるのだが・・・。


にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ
にほんブログ村 受験ブログ 高校受験へ
にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 三重情報へ

太郎と奥さんとで『ありがとう』の松花堂弁当を食す。
ご飯が出てくるのが遅かったのが残念。
ちょうど真央ちゃんのフリー演技の直前、大将のご好意で車のナビを店に持ち込んでの観戦。
そういや、『ありがとう』のHP内の「大将のブログ」マラソン大会での打ち上げ風景が写真付きでアップされてます。

クリックのほう、ほんま頼んます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たった一人の夜

2010年02月26日 12時15分54秒 | 塾の風景
松阪サーキットから戻ったのは午前0時40分。
塾の1階で迎えを待つ拓夢、階段を駆け下りてくるのは真悠(高田2類1年)。
真悠のお母さんの運転する赤い車(という形容しかできないのは今も昔も変わらない)が止まる。
3階の高校生の部屋は電気が消えている。
そして中学生の部屋・・・たった一人、惇が勉強している。
ここ最近の惇は拓夢と競り合うように深夜まで勉強している。
その姿勢はいい。
ただ、その雰囲気をまとうところまでに時間がかかっている。
惇の密航は去年の夏・・・それが4月からだったら・・・今さら言ってもせんないことが、それでも浮かぶ。
とまれあと2週間だ。

太郎(9期生・東海理化)から唐突に連絡。
まあ、受験がらみでシニカルなコメントをしてくれるのが常のこと。
今年なら「なんやなんや三重大学やら名市大なんて地味な大学ばっかり受けやがって」・・・てな感じだろう。
ところが開口一番、「明日の昼、おるか?」
「ああ、この時期は籠城戦だ。おるに決まっとる」
「じゃあ、昼頃に行く」

太郎の電話に釈然としないものを感じながら、5日目のおでんを暖める。
奥さんからは中止命令が出ている。
しかし・・・もったいない。
森下(8期生・環境学研究者)が少しばかり箸をつけた程度、少しずつコンビニのおでんを足していっている。
大根とスジとコンニャク・・・どうせ当たるんなら好きな物を食べて当たりたい。

束の間の休息。
久しぶりの読書を始める。
俺の読書スタイルは同時進行で10冊ほどを読んでいく。
最後の10ページほどを残してあった『トギオ』(太郎想史郎)を読み終える。
そして本棚に並んでいる平凡社新書『闘うレヴィー・ストロース』を手に取る。
これは森下が著者の渡辺公三教授から謹呈でいただいたもの。
森下宛の自筆のサインまである。
おでんのダシで汚さぬようにと丁重にページをめくっていく。
たった一人の夜が往く。


にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ
にほんブログ村 受験ブログ 高校受験へ
にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 三重情報へ

幸奈と凌之の期末試験が終了。
それでも斥候の遭遇戦程度。
依然としてホワイトボードには久居中・久居東・南郊中・嬉野中の期末試験の範囲表で埋め尽くされている。
正念場は週明けからだ。
そして加え、週明けには公立高校後期選抜の倍率が発表されるはず。
箱根駅伝の第五区、山登りが迫っている。

クリックのほう、何卒よろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1992.10.27ケーキ投げ大会!