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中国・深圳で襲撃された日本人学校の男児死亡

2024-09-19 17:54:29 | NATO・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢


男児は18日の登校中に学校周辺で襲われた(18日、広東省深圳市)

 

【広州=田辺静】

中国南部の広東省深圳市で日本人学校に通う10歳の男児が刃物で刺された事件で、深圳を管轄する在広州総領事館は19日、男児が同日未明に死亡したと発表した。

総領事館によると、男児は18日午前8時(日本時間同9時)ごろ、徒歩で登校中に男に腹部を刺された。

 

直後に深圳市内の病院に運ばれ、手術など治療を受けていた。深圳市側は専門家を派遣するなど救命措置を続けたが、亡くなったという。

深圳市公安局は、同市南山区で44歳の男が刃物で未成年の児童を負傷させたと公表した。日本人学校からおよそ200メートル離れた歩道で、親と一緒だったが男児のみ刺されたという。当局は現場で男を拘束した。

 

貴島善子・広州総領事は「心よりの哀悼を表する。ご家族の心痛はみるに忍びない。ケアと支援に全力を尽くす」と話した。

犯行の動機など事件の背景は不明で、中国側には情報提供や邦人の安全確保を求めているという。

 

 

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

 

 

 

 

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益尾知佐子
九州大学大学院比較社会文化研究院 教授
 
分析・考察

93年前の満州事変の日に起きた犯行ですが、10歳の男の子には関係ありません。

むしろ、いつまでも醜いナショナリズムを煽り続ける体制に怒りを感じます。

中国政府は、国内の不満を外に向けて発散させるのはもういい加減にして、自国の経済回復に正面から向き合うべきです。政治がいびつすぎます。

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滝田洋一
日本経済新聞社 客員編集委員
 
ひとこと解説

最悪の結果に言葉もありません。今回の凶行は単発的な出来事ではなく、身を守るすべもない現地の日本人が標的になったのは紛れもない事実。

中国当局はその間、何をしてきたのか。大いに憤りを覚えます。

そして日本政府は事態が鎮静化するのをただただ待っていたのではないのか。さらに自民党総裁候補たちはこの問題にどんな発信をしてきたのか。疑問は募るばかりです。

 (更新)
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中国邦人襲撃

中国南部の広東省深圳市で2024年9月、日本人学校に通う10歳の男児が男に刃物で刺されて死亡。同年6月にも江蘇省蘇州市で日本人母子が切り付けられるなど、邦人を襲撃する事件が相次いで起きています。最新のニュース・解説をまとめています。

 

 

日経記事2024.09.19より引用

 

 


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