(CNN)
11月の米大統領選に向けた最新の世論調査で、激戦州のうちペンシルベニア、ミシガン両州で民主党候補のハリス副大統領がやや優勢との結果が出た。
調査は米クイニピアック大学が12~16日、激戦州と位置付けられるペンシルベニア州で1331人、ミシガン州で905人、ウィスコンシン州で1075人の投票する可能性の高い有権者を対象に実施した。
ハリス氏と共和党候補のトランプ前大統領に無所属候補も加えた質問では、ハリス氏を選ぶとの回答がペンシルベニア州で51%と、トランプ氏の45%を上回った。
ミシガン州でもハリス氏の50%に対し、トランプ氏が45%だった。ウィスコンシン州ではハリス氏48%、トランプ氏47%でほぼ並んだ。
ハリス氏とトランプ氏の2人に絞った対決でも、各州で同様の結果になった。
ほかの機関が今月発表した調査でも、この3州で両候補が互角、またはハリス氏優勢との結果が出ている。
経済政策については、ペンシルベニア、ミシガン両州でトランプ氏に期待すると答えた人が50%、ハリス氏が48%とほぼ互角の数字だった。
ウィスコンシン州ではトランプ氏に期待する人が51%、ハリス氏が47%と差が開いている。
移民政策もトランプ氏がやや優勢で、ウィスコンシン州では52%対45%、ペンシルベニア州で50%対46%とハリス氏を上回った。
ミシガン州ではトランプ氏が49%、ハリス氏が48%だった。
人工妊娠中絶の問題でトランプ氏よりハリス氏を信頼していると答えた人は、ペンシルベニア州で57%、ミシガン、ウィスコンシン両州で53%に上った。
CNN記事2024.09.19より引用