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日米豪印、海洋の合同監視 対中抑止へインド洋に拡大へ

2024-09-21 19:15:06 | 日本政治・外交


2023年5月には広島でクアッド首脳会議を開催。左からバイデン氏、アルバニージー氏、岸田氏、モディ氏=代表撮影

 

【ワシントン=坂口幸裕】

日本、米国、オーストラリア、インドは21日、4カ国の枠組み「Quad(クアッド)」の首脳会議を米東部デラウェア州で開く。

米政府高官は4カ国が合同で実施してきた海洋監視の対象範囲を太平洋からインド洋に拡大することで合意すると表明した。

 

クアッド首脳会議は同州ウィルミントン近郊にあるバイデン米大統領の出身高校、キリスト教カトリック系の私立校アーチミア・アカデミーで開催する。

岸田文雄首相、インドのモディ首相、オーストラリアのアルバニージー首相も参加する。ハリス米副大統領は参加しない。

 

クアッドは2022年に東京で開いた首脳会議で、経済に力点を置いてきた協力分野を安全保障に広げた。

日本の海上保安庁など4カ国の沿岸警備当局が太平洋の違法漁船などを監視し、情報を東南アジア諸国や島しょ国と共有してきた。

 

米政府高官は記者団に「支援対象をインド洋地域にも拡大する」と明言。

「インド洋から太平洋にかけての地域全体に広がることで、インドが多くのパートナーとより緊密に協力する機会が生まれる」と説明した。

 

念頭にあるのは中国の抑止だ。武装する民兵や漁民らが居座って相手を威嚇し、軍事衝突に発展しない程度に徐々に実効支配を進める「グレーゾーン戦術」と呼ばれる手法を意識しているとみられる。

海洋安全保障に軸足を置き、沿岸警備の強化に加え、人道支援や災害時の協力を深める見通しだ。

 

首脳会議では、米沿岸警備隊の艦船に日豪印の海上保安官らを同乗させる取り組みで合意し、継続的に実施していく方針だ。4カ国が地域で結束する姿勢を誇示する狙いがある。

中国が威圧行為を強めている南シナ海の情勢も議題になる。同海ではフィリピンの巡視船が中国海警局の船に衝突されるなど緊張が高まる。

 

米高官はクアッド首脳会議後に共同声明を発表すると明かし「南シナ海や北朝鮮に関し、これまでで最も強い表現を用いる」と述べた。

共同声明ではインフラ整備や物流、人道・災害支援、海洋安全保障、サイバーセキュリティー対策などにも触れる見通しだ。

 

インドネシアやツバルの通信の安全性を高めるほか、高速通信規格「5G」の基地局整備にかかわる人材育成の強化も扱う。

米連邦議会の上下両院の超党派議員はこのほどクアッドの議員連盟を立ち上げた。米高官は「議会を含めたクアッドが今後何年にもわたり、インド太平洋の基盤となるとの理解を示すものだ」と強調した。

 

クアッド首脳会議に先立ち、バイデン氏と岸田首相は個別の首脳会談に臨む。バイデン氏の私邸で開く。

岸田氏はニューヨークも訪れ、2030年までの達成が危ぶまれるSDGs(持続可能な開発目標)の立て直しや国連改革を議論する「未来サミット」に出席する。

 

 

 
 
 
 
バイデン政権

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日経記事2024.09.21より引用

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アホボン安倍岸田首相の安倍・高市の親中政策で、ジャパンハンドラーズの米シンクタンクCSISが公然と安倍政権を非難し、アホボン安部は入院もしていないのに健康を理由に電撃辞任し、最も重要なアメリカとの信頼関係を失いました。 アホボン元気でしたけどね。

岸田政権の厳しい対中政策を評価します。

 

 

 


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