
こんな古い本を持っている。○十○年も前の「アラン模様のすべて」。
アラン島の旅行記から始まり、各種のアラン模様の編み図などなど・・・
基本的な物は全て載っていて今でもアラン模様のバイブル、といっても良いほど・・
だから、長い間捨てることも出来ずにずっと本棚に・・・あった。
なぜ今頃この本の事を思い出したかというと・・・・
「ほぼ日」でこの頃になってようやく表に出てきて、すでにじんわりとじっくりと始まっている
被災地応援プロジェクトを見ているから・・・
気仙沼でハンドニットを作ろうという作戦!
イトイさんがアラン模様の発祥の地アラン島を尋ね、そのセーターを探し、
美人で素敵で魅力的な女性3人もそれに加わり、このプロジェクトをすすめていくという。
かつて若い頃は、メンドくさい複雑なアラン模様が面白くてせっせせっせと
編んでいた私には、この「ほぼ日」のプロジェクトは出来るものなら、
編み手の一人に加わりたい、などと思わせるほどわくわくする素敵な企画だった。
(実際、参加するのは不可能だけれど・・・)
そんな「ほぼ日」を見ていて、
そうだ、アランのこんな本があった、と思い出し、古い本を開いてみたら、
ほぼ日でみた写真の通りの島が載っていて、長い間にもほとんど変わりなくみえて、
そして古い本にのっているデザインが、なんと今見てもそれほど違和感はない。
不思議なタイムスリップ・・・・
編み物はしばらく遠ざかっていたけれど、
じわじわと編みたくなってきたゾ~~!!って感じ。
昔取った杵柄でこの季節なにか一つぐらい挑戦してみよう・・・と思う。