C.Gのテストグループの報告によれば・・これまでテストしてきたロード・カーの中で何が一番「FAN TO DRIVE」だったか?という質問を浴びせられる度に、これまで我々は何の迷いもなく「フェラーリ・ディーノ」と答えてきた。
ところがついにその答え方を変えなければならない時がきた様だ。
「ランチャ・ストラトス」それが我々の新しい答えである。しかもこの成層圏の彼方から飛んできたかの様な”非現実的”な姿をしたミッド・エンジン・スポーツカーは予想を遥かに超えた優れた居住性さえ備えていたのである。
イタリアン・スーパースポーツの文法に従ってモダンではあるが極力”遊び”を廃して実戦的でもある。ダッシュ・ボードもユニークだし、”ピレリ・チュンチュラートP7”の最良のシューズ(タイヤの意味)を与えられた”ストラトス”のロード・フォールディングは抜群である。今までベスト・ハンドリングと評価された”フェラーリ・ディーノ”の水準さえ凌いでいた。(1976年)・・・のメモを発見!