少し間が開きました。花粉症がつらいので。
宣伝会議賞一次審査の結果を確認いたしましたので、
とりあえず一次審査を落ちた課題の反省、というものを
数回にわけてやってみたいな、と思います。
正解発表が「SKAT」発売(だいたいGW明け)になるから
「何でこれで落ちたの?」と書いてる本人としては思ってき始めたので
読まれてる皆様が各自でジャッジしていただければ幸いです。
そして連絡がないのでファイナリスト入りを諦めました。
第13回はこちらから。
39:日本数学検定協会
課題:「数検」を受験したくなるようなアイデア
TOEIC、英検、漢検に続いて受験数が多いけれど、
まだまだ知名度が足りない数学検定。
「記述式」問題が大学入試共通テスト(センター試験の後継)でも採用ということで
これから注目を集めそう、という部分も含め、
嫌われがちな数学の楽しさを教えるような内容を、とのこと。
なぜ自分が数学が嫌い/苦手だったのか?を考え、そこから崩していこうと思いました。
「公式を「覚える」じゃなく「理解する」なら、
数学を好きになれるかも、と思う。」
「無理やり詰め込まれない数学って、ほら、こんなにおもしろい。」
公式をわけもわからず詰め込まれて、それにあてはめて解かせる、という
暗記と作業の繰り返しでしかなかったことに中学くらいから嫌気がさしていたんですな。
「西暦と元号をいちいち変換することが多い私たちなら、きっと数学を楽しめる。」
「おつりが少なくなるようにお金を出すのだって、算数です。」
生活の中の数学/算数、という視点。
「英語が、世界と話す道具なら、
数学は、世界を理解する道具だ。」
数学を好きになってもらう、にばかり向いてしまって、
数検、に視点が向いていなかったなぁ、と思います。
40:日本レジストリサービス
課題:日本レジストリサービス(JPRS)を知ってもらえる広告アイデア
宣伝会議賞参加者にはおなじみだけど、一般に知られていない(認知度19%)会社。
『「.jp」の管理やJP DNSの運用、さらに、通信のHTTPS化に必要なサーバー証明書の発行や
グローバルなインターネット関連組織との連携』が業務内容ということで、
日本のインターネットにはなくてはならない会社、なのですが。
「この国のネットがそれなりに安全なのは、私たちの力です。」
「ニッポンのインターネットのけっこう大きい部分、支えてます。」
「日本のインターネットの歴史の、片隅どころか土台です。」
日本のインターネットの縁の下の力持ち、という部分のアピール。
「「レジストリ」が何なのかわかる人なら、大体知っている会社です。」
「インターネットを仕事にしていない方には、気付かれにくい会社です。」
「JPのRをSする会社だから、JPRSと覚えてください。」
ネットのプロなら知っている、という側面から。
どうすればうまく伝わるんだろうなぁ・・・と今でも考えてしまいます。
41:バスクリン
課題:バスクリンを選びたくなる、ほっとなアイデア
いつのまにかツムラからバスクリンに社名表記が変わっていることに驚いたり。
(製薬部門と分かれたのかな)
明治時代の浴用中将湯から現代の大人のバスクリンまで、どんどん香りも効き目も進化しつつ
人々の疲れを癒してきたバスクリンですが、最近は価格競争も激しくなっている印象もあり、
そんな中『バスクリンを選んでもらうには』を考えよう、と思いました。
「たまには、スマホも持ち込まず、香りと色を感じてもらえませんか。」
「良い夢を見て休むための、準備の時間。」
「バスクリンを入れた日は、入浴時間が読書や勉強の時間に、なったりもする。」
「温泉よりも、くつろげる場所。」
「浸かるクスリが、スタート地点でした。」
「お風呂で話す、口実をひとつ作った。」
「きょうはいろつきのおふろでした、とえにっきにかいておこう。」
バスクリンを使うことのプレミアム感を言葉にしたい、と思いましたが、
もう少し練りこめばよかったかな、と思っております。