Rimshot!!!!

映画観たり、アメコミ読んだり、占いしたり。

第56回宣伝会議賞反省会:その13

2019-02-23 | コピー

少し間が開きました。花粉症がつらいので。

宣伝会議賞一次審査の結果を確認いたしましたので、
とりあえず一次審査を落ちた課題の反省、というものを
数回にわけてやってみたいな、と思います。

正解発表が「SKAT」発売(だいたいGW明け)になるから
「何でこれで落ちたの?」と書いてる本人としては思ってき始めたので
読まれてる皆様が各自でジャッジしていただければ幸いです。
そして連絡がないのでファイナリスト入りを諦めました。

第13回はこちらから。

39:日本数学検定協会
課題:「数検」を受験したくなるようなアイデア

TOEIC、英検、漢検に続いて受験数が多いけれど、
まだまだ知名度が足りない数学検定。
「記述式」問題が大学入試共通テスト(センター試験の後継)でも採用ということで
これから注目を集めそう、という部分も含め、
嫌われがちな数学の楽しさを教えるような内容を、とのこと。

なぜ自分が数学が嫌い/苦手だったのか?を考え、そこから崩していこうと思いました。

「公式を「覚える」じゃなく「理解する」なら、
 数学を好きになれるかも、と思う。」

「無理やり詰め込まれない数学って、ほら、こんなにおもしろい。」

公式をわけもわからず詰め込まれて、それにあてはめて解かせる、という
暗記と作業の繰り返しでしかなかったことに中学くらいから嫌気がさしていたんですな。

「西暦と元号をいちいち変換することが多い私たちなら、きっと数学を楽しめる。」

「おつりが少なくなるようにお金を出すのだって、算数です。」

生活の中の数学/算数、という視点。

「英語が、世界と話す道具なら、
 数学は、世界を理解する道具だ。」

数学を好きになってもらう、にばかり向いてしまって、
数検、に視点が向いていなかったなぁ、と思います。

40:日本レジストリサービス
課題:日本レジストリサービス(JPRS)を知ってもらえる広告アイデア

宣伝会議賞参加者にはおなじみだけど、一般に知られていない(認知度19%)会社。
『「.jp」の管理やJP DNSの運用、さらに、通信のHTTPS化に必要なサーバー証明書の発行や
 グローバルなインターネット関連組織との連携』が業務内容ということで、
日本のインターネットにはなくてはならない会社、なのですが。

「この国のネットがそれなりに安全なのは、私たちの力です。」

「ニッポンのインターネットのけっこう大きい部分、支えてます。」

「日本のインターネットの歴史の、片隅どころか土台です。」

日本のインターネットの縁の下の力持ち、という部分のアピール。

「「レジストリ」が何なのかわかる人なら、大体知っている会社です。」

「インターネットを仕事にしていない方には、気付かれにくい会社です。」

「JPのRをSする会社だから、JPRSと覚えてください。」

ネットのプロなら知っている、という側面から。

どうすればうまく伝わるんだろうなぁ・・・と今でも考えてしまいます。

41:バスクリン
課題:バスクリンを選びたくなる、ほっとなアイデア

いつのまにかツムラからバスクリンに社名表記が変わっていることに驚いたり。
(製薬部門と分かれたのかな)
明治時代の浴用中将湯から現代の大人のバスクリンまで、どんどん香りも効き目も進化しつつ
人々の疲れを癒してきたバスクリンですが、最近は価格競争も激しくなっている印象もあり、
そんな中『バスクリンを選んでもらうには』を考えよう、と思いました。

「たまには、スマホも持ち込まず、香りと色を感じてもらえませんか。」

「良い夢を見て休むための、準備の時間。」

「バスクリンを入れた日は、入浴時間が読書や勉強の時間に、なったりもする。」

「温泉よりも、くつろげる場所。」

「浸かるクスリが、スタート地点でした。」

「お風呂で話す、口実をひとつ作った。」

「きょうはいろつきのおふろでした、とえにっきにかいておこう。」

バスクリンを使うことのプレミアム感を言葉にしたい、と思いましたが、
もう少し練りこめばよかったかな、と思っております。

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くしゅんくしゅん

2019-02-22 | 日記

花粉症真っ只中、でございます。

今年は病院に行くのをうっかり忘れておりまして、
昨日は肩こりひどいので風呂に行き、アメコミとCD購入したりしてまして
町のあちこちでくしゃみをしてしまっておりました。

ゴーグルとして眼鏡付けて歩いてたけどもそれでも目はかゆくなるしで
耐え切れず今日は市販薬を飲みました。

次の休みは病院行くわ・・・

あと、昨日ひさびさに1000円くらいの焼肉食べ放題ランチにいったのですが
なんというか牛カルビが肉の形を保っていませんでした。
ひどくまずい、というわけではないけれど、まぁお値段相当といった味でございました。
大学時代はわりとこういう店ばかり行ってた記憶があるなぁ。

さすがにもう行きたくないかもしれぬ。

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アクションコミックス #1000

2019-02-21 | 漫画

1938年春。車を持ち上げる赤いマントの男が表紙のコミックブックが出版されます。
これが「スーパーヒーロー」の始まり、であり、
「アメリカンコミックス」の新時代の始まりでした。

そこから80年。
アメリカンコミックスの中心はすっかりスーパーヒーローものになり、
スーパーヒーロー映画はシリーズを重ね、世界中で愛される存在に。

そしてその間ずっと、このヒーローはすべてのヒーローの代表であり続けました。

「スーパーマン」というすでに固有名詞を超えた存在であるヒーロー。
その初登場誌であり、基幹誌である「アクションコミックス」。
基本は月刊誌ですが、途中週刊化していた時期もあり
号数をリセットしていた時期もカウントして、1000号。
(0号と1000000号があるので実際は1002号ですけど)

今回邦訳されたのは、その記念の1000号、プラス創刊号でございます。

記念号に集ったクリエイターたち。
マーヴ・ウルフマン、ジェフ・ジョーンズ、リチャード・ドナー、
スコット・スナイダー、トム・キング、ポール・ディニ、
ブライアン・マイケル・ベンディス、ジム・リー・・・
アメリカンコミックスの歴史に残る一流クリエイターたちが描いたのは
「スーパーマンとはいったいどんなヒーローなのか?」という原点。

犯罪と戦い、恐ろしい脅威を迎え撃つだけでなく、
人を救い、犯罪者にも更正の道を与えようとする。
そして、時には宿敵とすら心を通わせる。
それ故に彼は「愛される」ヒーローであり、
愛する妻と息子が待つ家へと戻っていく「父」である、という
そんな側面を描く、短編の数々。

過去の名作の名場面を引用しての本質をあらわす作品あり、
ヴィランや救われる人にスポットをあてた作品あり、
今後の展開の予告となる作品あり、と
読めば「スーパーマン」というヒーローとその世界が好きになれる1冊。

「ヒーロー」とはどんなものなのか、原点に立ち返るための1冊、なのかもしれません。

そして今年はDC、いやアメコミを代表するもう一人のヒーロー・・・
バットマンの80周年、そして1000号達成が予定されています。
来年の今頃に「ディテクティブコミックス#1000」も邦訳されますように。

アクションコミックス #1000

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第56回宣伝会議賞反省会:その12

2019-02-20 | コピー

誕生日に愛用している皿が割れ、パジャマがわりにしていたTシャツに穴があきました。
なにかの変わり目ということか。
Twitterで祝っていただいた皆様、ありがとうございました。

宣伝会議賞一次審査の結果を確認いたしましたので、
とりあえず一次審査を落ちた課題の反省、というものを
数回にわけてやってみたいな、と思います。

正解発表が「SKAT」発売(だいたいGW明け)になるから
「何でこれで落ちたの?」と書いてる本人としては思ってき始めたので
読まれてる皆様が各自でジャッジしていただければ幸いです。
そしていまだに連絡がないのでファイナリスト入りを諦めています。
連絡のデッドラインは例年通りなら今日明日ということですけど
(ファイナリスト経験がないので協賛企業賞時の感覚で待ってた)

あと、第7回SBCラジオCMグランプリ参加準備中です。
ラジオCMの頂点を一度はとりたいのです。2位は一回あるので。
1位が獲れない人生、はやだなぁ。

第12回はこちらから。

36:日本ガイシ
課題:日本ガイシのキャラクターである「クロコくん」が脚光を浴びる表現

TVCMでもおなじみのクロコくん、なのですが
『日本ガイシが何をしているのかわからない20代~30代に仕事内容が伝わる表現』で
クロコくん=日本ガイシが脚光を浴びるようにしてほしい、という課題。
セラミックスの技術で陰ながら人や環境を支えている、という仕事内容を
どう伝えるのかを考えました。

「地球が喜ぶものを焼いて作るのが、わたしたちの仕事です。」

「地球のために陰から支える、クロコでいたい。」

「いつもの町で、無意識にすれ違っているから、クロコです。」

「(TVCM案)

普通に町を歩く映像が6秒ほど(30秒CMなら12秒ほど)流れる。

その映像を巻き戻して、日本ガイシの仕事の部分に○とテロップがついていく。

(ナレーション)
「この町の、そこにも、あそこにも。」

日本ガイシ。」

クロコくん、というキャラクターをアピールすることと
日本ガイシの仕事内容をアピールすることのバランスが難しいなぁ、と。

37:日本触媒
課題:日本触媒が革新的な化学メーカーであることを感じてもらえるアイデア

高吸水性樹脂が世界の紙おむつの1/4に使われている、という日本触媒。
しかし「それだけじゃない」ということをアピールしたい、という課題です。
調べてみると各種フィルターなどでもその実力を発揮している、ということで
そちらを中心に攻めていきたいと思いました。

「汚れを「かためる」ポリマーに、
 汚れを「からめる」フィルターに。
 次は何を「か○○る」ものをつくりましょうか。」

「日本の技術が、世界を元気に、綺麗にできると信じる。
 だから社名で、この国を背負っています。」

「いろんな汚れを、固めて、絡めて、きれいにできる。
 それが、日本触媒って会社です。」

「この地球の汚れの全てをきれいにするまで、
 日本触媒の戦いは、続く!」

現時点での製品と社名にフォーカスしてみましたが、
革新性を感じられるものを用意できなかったなぁ、というのが敗因かも。

38:日本アルコン
課題:コンタクトレンズケア剤を使ったことがない人に使わせたいと思わせるアイデア

眼鏡(サングラスとか花粉避けのゴーグル代わりには使ってますが)もコンタクトも無縁の人生なので
何がなにやらさっぱりなのです、な印象があった課題。
こすり洗い不要が売りの洗浄液だけど「こすり洗い不要」という表現は不可、というのも
どうすりゃいいのよ、という気持ちをさらに加速させます。
「漬けておけば寝てる間に綺麗になる」という気付きを得てやっと応募作品ができました。

「外して漬ける。
 寝て起きて着ける。」

「あなたの敏感な部分に密着する、大事なモノだから。」

「目がきれいだと、一日楽しい。
 いつもよりきれいだと、もっと楽しい。」

「ラクしてキレイは、すごい。」

実際にコンタクトの手入れで苦労している人はどんなコピーを書いたのだろうなぁ。

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第56回宣伝会議賞反省会:その11

2019-02-19 | コピー

誕生日です。力道山と藤岡弘、とブルース・ウェインと同じです。
立派なヒーロー目指してがんばります。

宣伝会議賞一次審査の結果を確認いたしましたので、
とりあえず一次審査を落ちた課題の反省、というものを
数回にわけてやってみたいな、と思います。

正解発表が「SKAT」発売(だいたいGW明け)になるから
「何でこれで落ちたの?」と書いてる本人としては思ってき始めたので
読まれてる皆様が各自でジャッジしていただければ幸いです。
そしていまだに連絡がないのでファイナリスト入りを諦めています。
というか今連絡来ても休めんよ。

あと、第7回SBCラジオCMグランプリ参加準備中です。
ラジオCMの頂点を一度はとりたいのです。

第11回はこちらから。

33:東洋紡
課題:見た目と中身の違いを伝えるアイデア

社名から判るように、もともとは紡績の会社。
そこから合成繊維、バイオテクノロジーと発展していった会社を
どう表現するかを考えました。

「最新技術を織り続け、拡げていたら、こんなに大きくなりました。」

「見た目通りとは限らない。
 でも、こう見えるには、理由がある。」

「「こんなこともできるよね」を続けた結果が、これです。」

「紡いでいた糸の材料を、変えつづけた結果が、これです。」

「強い繊維を追い求めていたら、いつのまにか生命の秘密を追いかけていました。」

「(ラジオCM案)

(ナレーション)
 繊維から合成繊維、そこからプラスチック、ここまでは普通、かな。
 そこからバイオテクノロジーを始めて、海水を淡水にして、
 化粧品を作ってみたり、再生技術を研究したり、
 遺伝子を解析したり、クッションロボットを作ったり。

 本当に、何の会社なんだろう。
 見た目と中身が違いすぎる会社、東洋紡。」

『見た目と中身が違いすぎる会社』というパンチラインが途中でどこか行ってるのが敗因だなぁ。

34:トクヤマデンタル
課題:大丈夫と思っている人が歯医者に行きたくなるアイデア

「当社は医療機器のメーカーですが、今回はあえて当社の特定した製品の訴求はせず、
 一般の方の歯科に対する意識を高めたいと考えています。」ということで
「歯医者さんに行きたくなるコピー」を念頭に置いてみました。

自分では大丈夫、と思っている人に歯医者に行ってもらうには?ということで
「歯磨き指導」「歯石除去」を中心にアピールしたい、と思いました。

「歯を食いしばって我慢がひと段落したら、食いしばった歯をいたわってあげてください。」

「プロの歯磨き、受けられます。
(しかも、保険適用で!)」

「歯を磨くと血が出る方、お早めにお待ちしております。」

「美容院に行くくらいの間隔で、歯科医院にも来てみませんか。」

「笑顔をキレイにできる場所。」

「デートの前日に、来てください。」

こうして並べてみると、どれも踏み込みが足りない感じかなぁ。
言葉がありきたりすぎて弱い、というか。

35:日通商事
課題:マーケティングシンボル”ALOZ”を広く浸透させるアイデア

物流=ロジスティック(LO)のすべて(AtoZ)を、表した「ALOZ」を
どう印象付けるか、を考えるという課題。
2018年の災害による物流の遅れも念頭に置いていました。

ALOZ(アロッズ)とARROWS(アローズ)の響きが似ていることから

「矢のように速く、正確に、射抜ける物流を。」

「物流の問題のAからZまで、射抜きます。」

という方向性を考えたり、

「流通のABCからZまで、知り尽くしたプロ集団。
 で、ありたいと思っています。」

「流通のAからZまでの間に、LOveを。」

という方向を考えたり。

物流というものにもう少しちゃんと向き合うべきだったなぁ、と。

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