怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

新婚旅行は東京

2009年11月15日 | 近隣の人たち
確か6月だったか、月に一度の在住の日本人女性の集まりにMさんは初めてやってきた。
日本人とドイツ人の両親を持ち、18歳まで東京で暮らしていたそうだ。
日本での教育はドイツ人学校だったので、大学教育はドイツだそう。
ほぼ完璧なバイリンガル、双方の言語を母語のように操るようだ。


さて、その日の集まりが終わり、どういういきさつか覚えていないが、
彼女と二人で街中をうろついたのだ。
なんていったて、ドイツ人なのに(ドイツ国籍を取得だそう)日本語ぺらぺらのMさん、
私も会話が楽チンでうれしいさぁ~

歩きながら、彼女が私に質問した。
「りすさん、ブログとか、やってますぅ?」
ギクッとする質問だ。
近隣の人たちに自分がブログを書いているのを公開するのは勇気がいるものだ。
特に私はドイツ暮らしのいやな面ばかり強調したりするから、
馴染もうと努力している人やもともと大好きで住んでいる日本人には嫌な内容なのではなかろうか、って心配するのだ。
また、この周辺の間違った情報を書き込んでしまうのも恥ずかしいし・・・

質問に「はい」と答えるのを躊躇して「うあぁ~、ふあぁ~」と唸っていると、
Mさんがそれをさえぎり、
「いとこが、『江戸っ子的独逸田舎町生活』っていうブログを書いているのです」
と言った。

この「江戸っ子的独逸田舎町生活」は、わたしがブログを始めて間もない淋しい頃、
ドイツ在住日本人女性の書くさまざまなブログを読み漁り、読み続けることができそうな候補に挙がり、読み続けているブログの一つだったのだ。

「え?な、なんでそのブログをを知っているのですか?」
驚いたの何の。
大体、ドイツ人のMさんになぜ日本人のいとこがいるのか、その人がなぜまたここドイツにいるのか、一瞬にして理解するのは難しい。
日本人のお父様の親戚だから、日本人というのは理解できる、がそのいとこさんがMさんのお父様同様、ドイツ人と知り合い、結婚する確率って結構低いと思う。
いやいや、ドイツと縁の深い家系か・・・

まだ「江戸っ子的独逸田舎町生活」の管理者penguinophileさんとは住まいの場所がかなり遠いのでお会いしたことがないが、
先にいとこさんと会ってしまったのさ~


先週末、新婚ほやほやのMさん夫妻と私たち夫婦は、夫のお気に入りの中国料理屋で食事をした。
今週末から、Mさん夫妻は日本へ新婚旅行☆☆だそうで、
ドイツで育ったドイツ人の夫が5年の日本滞在経験からその印象をMさん夫妻に話してもらったのだ。
新婚旅行が日本、なんて、海外在住でないとなかなかない興味深いものだ!

よい旅行になりますように!




写真はMさん夫妻と夫。
私が入ると画像の雰囲気を思い切り壊すので遠慮、とほほ。
Mさんのいとこ、penguinophileさんはドイツ人並みの長身らしいから、入ってもいいだろうな、うらやましい~