怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

消防署見学

2013年05月20日 | 風景
消防署の見学日があった。喜び勇んで出かけた私。





こうして消防車両や制服を展示するのは日本でもやっているだろう。
  
さまざまな防護服の解説付きファッションショウ!
  

    

このはしご車のバスケット部分に試乗できる!こうしたサービスは日本にないのでは?

高さ30メートルだそう。

私はこちらのほうを試した。
  檻に10名ほど入れられ上空40メートルへ~

  

高いところが好きな私だが、結構怖かった。早く降ろしてくれ、と思ってしまったもの。

  
こうした道具の公開も面白かった。小さな子供があちこち触りながら質問していて、それに対して職員が答えていた。
  
見学者は車の切断も経験させてもらえるっ

  
潜水作業の実演。このガラス張りの水槽、だんだん水漏れがしてくるのが怖かった。

  
救急救命講習もあった。この犬たちも何か救助をするのかな?レトリバーとかシェパードじゃあないのね。
右のちょっとメタボなやつと目が合っちゃってね、私が動物好きなのを一瞬に察したのか、私に近寄ってきたぞ、怖い顔立ちだけど、かわいいやつだ!

  


救助訓練の様子。ここではっと気づいた。
「掛け声」のようなものを一言も聞かなかった。複数で行う作業などはお互いの合図のために掛け声は必須、と日本での生活では常識に思っていたし、また、日本での消防訓練などでその様子を目の当たりにしてきたものだ。
日本の常識は世界のなんとか、と言われる物事がある。いや、これはやっぱり日本の常識のほうが合っているのでは、と思うのだが、おそらく掛け声などなくてもできる人々もいるのだろう。
「グランブルー」(1988年製作の映画)のなかに日本人が掛け声や号令を好むことをからかっているように感じるシーンがある。おそらく、少なくとも欧州人にはこうした掛け声は奇異に感じるのか??

この映画は素晴らしい。お勧め。


実家付近の消防署見学時に「これはドイツ製の消防車です。運転席が大きくてね、身体に合わないんですよ」と得意げに解説してくれた職員がいたっけ。
その消防車、故障しないでちゃんと働いているかな、とこちらの生活を経験して心配になっている今の私。


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こちらの人々は視覚的に魅せるということに非常に長けていると感じる。消防署見学、日本のそれより魅力的だったもの!