怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

恐怖の試着

2013年09月26日 | 物品
姪の誕生日祝いのために義両親と一緒に出かけた。
義姉が民族衣装を買った、というのでそれを見るのもちょっと楽しみにしてた。
姪がプレゼントを披露したり試着したり皆でケーキを食べたりし終わって歓談しているうちに、義姉が思いついてそれを出してきた。

いろいろな解説があるようだが、この目の前のは胴衣とスカート部分が一緒になっていて、ブラウスはとりあえず胸の部分が隠れるくらいの短い丈。
これにエプロンを合わせる。

後ろからの撮影。現在10台から20歳代くらいまでの若者は丈の短いスカートを好むようだが、義母によると昔は皆足首近くまでの長いデザインが基本だったらしい。
この品、非常に上質なので値段を聞いてみたら約5万円。う~ん。ますます縁がないな、私には。
赤いエプロンと緑のエプロンを揃えたらしい。
いろいろ話しているうちに「りすも試着してみたら?」という事になってきた。
日本でも小柄な私、ドイツで衣類を買うのに非常に苦労しているのにこの民族衣装が合うわけないだろ、とずっと思っていて試着どころか見て回ったことすらない。
何度か断ったけど、姪に頼まれたら断りにくくなってきた。仕方ねぇ。着るかっ。姪誕生日サービスだっ。


で、結果はやっぱり哀れだった。
義姉はドイツ人としてはかなり小柄なほうだが、やはり肩から背中、胸辺りにかけての骨格は日本人の標準よりがっちりと出来上がっている。
「私のは34号だからよ!りすは32号を探せばいいのよ!」
とさりげなく義姉をはじめ、みんなフォローしてくれたけれどねぇ。


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真ん中は姪。12歳になった。左は義姉。こうして並ぶとさして身長の差はないのだけれどねぇ。
顔はでかくて上半身が貧弱な私。顔が小さく、その下はがっちりとした体つき、まっすぐに伸びた長い手足の二人とこの人たちのための伝統衣装を着て写真撮影なんて、ムリありすぎさ~、恐怖試着体験、これが最初で最後さ~