七月か八月の出来事だった。
夫が「はちみつはどこにある?」と尋ねるので、私がいつも「黒砂糖+はちみつパック」(これがとても良いんだ、混ぜて顔に塗って、歯でも磨く時間くらい待って、洗い落とすだけ。お勧め)に使うはちみつを出した。
夫が何をするのか見ていたら、紙に少量とって窓際に近づいていった。
家の中に迷い込んで瀕死の状態の蜂を助けようとしていたのだ。
そんなの、無理じゃあないかい、一度弱った昆虫はもうダメじゃあないか、などと思っていたら・・・
はちみつを美味しそうに吸っていた蜂、数分後には元気になった。その飛び方にビフォー・アフターの違いがはっきりしていた。
しばらく家の中でブンブンさせた後、大きく窓を開けて逃がしてやった。
ちゃんと寿命をまっとうしてくれるといいな。
蜂が減っていると報道されるここ数年だものね、昆虫嫌いの夫も協力しているみたい。