怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

気合で使うトイレ

2014年11月05日 | ここの生活
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外出時のトイレは日本のように簡単に見つけることができない。ここの生活も長くなってきたので、街中に出たときにどこにどういったレベルのトイレがあるかは頭にはいっている。

これはあまり使いたくないトイレの一つ。撮影するとなぜか美しくなってしまうのが口惜しい。
実物にいつも「うっ」と思う。便座があるのがまだいいほうらしい。フランス在住者のブログなどを読むと、便座などないことがほとんどだ、とあるのでドイツのトイレに少々感謝しちゃったりね。
もちろん、あろうがなかろうが、べったり腰掛けないように注意している。

作った人々は、最新の機能の設備だと思っているのだろうな。

右から「せっけん」「水」「温風」のボタンだ。
一度触れただけで作動した例がないっ。触った(押した)とたんに動いてくれる日本の機械類と違ってここは数秒の待ち時間が必要なことはわかっているのだが、それでもせっかちな生活にどっぷり浸っていた日本人遺伝子の私は待つことができない。

激しく何度も押しているうちにせっけんや水が出てくる。
ちょろちょろっ、と。ううー。足りない!
もう一度押す・・・ちょろちょろちょろ~。
あ、もういいや!って、まだせっけんでぬるぬるの手を自分のハンカチで拭いちゃうのさー。


アメリカ映画を見ていた夫が叫んだ。
「日本のトイレみたいだ!」
洋式トイレの水を流したシーンで、特にこちらと目立った違いはないように思えたわたし。
どこが日本みたいなのかと尋ねたら、
「水がたくさん流れているんだ!」
と・・・
ああ、ここじゃあ苦労しているさぁ~、一度流しただけではペーパーが流れないことしばしばさ。
「二度やってだめなときは見なかったことにする」と、在独日本人からのアドバイスをもらった。