怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

箸を普通に使うドイツ

2016年11月07日 | カテゴリー分けするのに飽き
集落の中心地を歩いていたら、箸らしきものが落ちていた。

本当に箸だった。割り箸。もう一方も一メートルくらい先に落ちていた。

このゴミ発生地は、その落ちていた場所から数十メートル先のこの屋台だと容易に想像ができた。

一年ほど前からだろうか、タイ人らしい(はっきりはわからない、タイ料理を歌っている看板だからタイ人営業だと思っているだけ)女性が昼時に営業しているのをよく見る。
ここでは割り箸も用意されていて、客の要望で箸を渡すのだと想像。
中国人やベトナム人が経営するレストランでは箸とナイフ・フォークが一緒に用意されていることが多い。
夫などは、こうした場所に行くと、必ず箸で食べたがるのでそういったドイツ人も多いのだろうなと想像する。

アメリカ映画やドラマでも、中国料理のテイクアウトの容器を持って、箸で食べているシーンが多くなったものだ。
へたくそだな、と思うものだが、それは我々がナイフ・フォークを危なっかしく使っているのと同じだから笑えない。
いや、俳優はもっと上手に食べるシーンも要求されるだろうから、今後のアメリカ映画・ドラマの箸使いシーンに期待しちゃおう。

割り箸がいくら普及しても、ここではマイ箸運動など起こりそうもない。
自然・環境破壊などという壮大なテーマを日常的に考える人がどれくらいいるのか、と感じるからだ。
もしかしたら、私の交際範囲がそういうレベルの人々なのかもしれないが。
割り箸が有料になったら、マイ箸が普及するだろう。
いや、プラスチックのナイフ・フォークが無料である限りそちらを選んでしまうかな。
ではいっそのこと、容器も箸もナイフ・フォークも有料にしてしまえー
ああー、こうした外食産業、売れなくなるぞ?!

私だったら、付いてきたこの箸、家に持って帰って再利用するのにな。
ゴミ箱に入れるのが面倒だったのか、気付かずに落としたのか。
割り箸さえ普通に落ちているドイツって凄いではないか。確実に多民族国家まっしぐらのドイツ。

義母のパウンドケーキは不味い。

2016年11月07日 | カテゴリー分けするのに飽き
義母は私に風邪をうつされて先週から苦しそうにしている。
彼女は私のように寝込まず、日中はせっせとあれこれ忙しそうにしている。
具合の悪いときぐらい、ケーキなど焼かなくても家族は飢えること無いに、焼いていた。

パウンドケーキ、義母のは不味いのよね。
油分が多すぎて不味い。
もっと、しっとりとしたものが好きな私。
義母は「おいしいから食べなさい」と言っているので、彼女の好みの味なのだろう。
いつもその言葉を信じて、食べてみるのだけれど、いつものようにがっかりする。
もっと油を減らして、と懇願しても私を一喝するだけだろう。
「これはこういうものですっ」って。

冷凍庫の古い肉塊処分のためにか、焼いていた。
これも、見た目が気持ち悪くて、わたしは全く食べる気になれなかった。

もともと肉食が嫌いな私。仕方がない。
こんな状態で、食糧小部屋に置かれていて「自由に食べなさい」と命令した。

無視して、全く手を付けなかったけれど、肉好きの義両親たちがテレビを見ながらの夕食にあっという間に食べつくした。