怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

息子を甘やかすドイツ親

2016年11月19日 | カテゴリー分けするのに飽き
義母と義母の妹、彼女の息子、私の四人でミュンヘンに行った。
義母の妹の息子夫婦が引越しすることになり、そのアパートの掃除を頼まれたのだ。
30歳代の息子夫婦のために、母親とその親族たちが揃って手伝うって、凄いよな。
日本だったら「いい大人なのだから、自分たちで掃除することができなかったらお金払って業者でも頼むのがよい」と叱られそうだよな。
実際のところ、ここの親たちはいろいろで、孫の面倒を全く見たがらない義両親に愛想を尽かしている、という人もいる。
ウチとウチの親族のように、孫の面倒はもちろんのこと、庭木の手入れ、子供夫婦の住まいの掃除までやっちゃう親たちもいる。更に言えば、ウチのように息子夫婦を寄生させる親だっているんだ!
こうするほうがいい、という標準なんてあまりないここだ。

朝7時30分に義母と私を迎えに来て、四人でミュンヘンへ向けて出発した。
「ミュンヘンは危険」と夫は私にミュンヘン行きを禁じているけれど、親族と一緒の場合は何も言わない。

ミュンヘンの集合住宅は、一般的に小さいのだろう。
入って、びっくりした私。寝室と居間の二部屋しかなかったから。彼の親の家(つまり義母の妹の家)のゆとりのある空間からこんな小さいところにいると気が狂うのでは、と思ってしまった。
いや、それはない。
私がここに来た当初、静か過ぎて気が狂いそうだったけれど、狂わなかったものね。
ニンゲン、環境に適応するものなのだろうな。
さて、小さいアパートの掃除はすぐに終わり、私たちは街の中心に出かけた。

ウチの街ではみられない観賞用服。(けたたましく高い、という意味)
 
眼の保養になる。
クリスマスマーケットの準備。本当は開催中に来たかったのだけれどねぇ。
 
観光名所はあちこちに。
 
このイタリアンレストランで食事しようと思ったのだけれど、義母の乳糖不耐症に適する献立が無かったので断念。
 
デパートの最上階のセルフサービス式レストランで食べた。このアルコールフリービールがとてもおいしかった。

ウチの街にはないスーパー。ミュンヘン在住日本人仲間と話していると、ときどき出てくるこの「ヒット」というスーパー、一度行ってみたいと思っていたんだ。
 
うん、普通のスーパー。
あった場所が、なんとなく東南アジア風のちょいと怪しい雰囲気でそれが気に入ったかも。
レジで働いている人のドイツ語はベトナム語アクセントだった。(友人に一人ベトナム人がいるからわかったんだ)

月に一度程度は遠出して脳に刺激を与えなければ、って思った時期もあったな。
実際、遠出してみると、本当にそのほうがいいと感じる。
じゃあ、また、彼のアパートの掃除に出かけようか、お義母さーん!