怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

砂糖大根のシロップ

2016年11月12日 | カテゴリー分けするのに飽き
第二の最寄のバス停(第一は徒歩数十秒、第3は徒歩一時間)まで歩く途中で見かけた光景。
砂糖大根の山だ。収穫されたものはこのように山積みされてしばらく放置されていることが多い。
何か意味があるのかな。義母に尋ねればきっといろいろ話してくれるだろう。

バスの発車時刻を気にしながら近づいてみた。

一晩中降り続いた雨で、土はどろどろ。砂糖大根もどろどろ~
小さいキャベツくらいの大きさだ。

昔は各家庭で収穫して、砂糖をこしらえたのだとか。
義父は健康のためにか、砂糖大根の精製されていないシロップ状液体をパンに塗って食べている。
 
私も砂糖大根の収穫時期にはこの製品に興味を持って舐めてみたりする。
不味くはないが、コーヒーや紅茶に入れるのはちょいと気が引ける。
菓子に使えないものか。
義母はこれが嫌いなのか、私の質問に否定的なことばかり言うので、全く記憶に残らなかった。


教祖になりたいかもしれない美女

2016年11月12日 | カテゴリー分けするのに飽き
先日ピアノ演奏を録画させてくれた彼女。
これは別の角度から。


自著の小冊子を見せてくれた。

哲学的な内容で、私にはとても理解ができない。
ホームページのURLが印刷されていた。
家に戻ってから早速みてみると・・・

レナさんのホームページ
どうも彼女は精神世界方面の専門家のようだ。
うーん、教祖様になりたいタイプ?
接した印象では、物静かなお嬢様なのだけれど、きっと内面のパワーは凄いんだろうな。

おにぎりを一気に何個も食べることを観察すると、異文化にも適応力がありそうだし。
つくづく、ドイツ人はそれぞれ非常に個性が強い人が多いことを感じる。
日本人だって、それぞれ違うのだけれど、ここで接するドイツ人・在住外国人からは「日本人は皆一様にとても丁寧で礼儀正しいです」という意見が多い。
「あなたは例外です」
と近隣在住中国人に言われちゃった。彼女は上海で不動産屋に勤務していた経験があり、日本からの日本人駐在員などと多く接していたらしく、日本人のことをよく知っている。
私は礼儀知らずで丁寧じゃあないのか、と聞き返してみたかったけれど止めておいた。そうだって言われるのも嫌だったので。

ドイツ人は日本人と比較すると、第一印象から激しく違う場合が多いのではなかろうか。
義母一人を例にしても、彼女が典型的なドイツ人女性とも思えない。
第一印象「怖い」だったもの。

教祖になりたいかもしれない彼女、自分の道を極めてくれ。
ただし、私は傍観者にさせておいてね!






節約に疲れる

2016年11月12日 | カテゴリー分けするのに飽き
お気に入りの靴下に穴が空いた。
日本の親族からの贈り物で、おそらく安い品ではない。ウール混紡でとても暖かい。
私はここの生活では靴下もこまめに修繕して使い続けている。2016年1月30日記事「靴下は永遠に」

もちろん、これも穴を閉じてみた。
試しに穿いてみると、ちょいと気になる。当然のことながら、縫い目が足の裏に当たるんだ。
外出時ではなく、家で使うことにしようか、と思案・・・
もう片方の靴下の裏も薄くなりかけている。例のキノコ型修繕用具で補修するか。
しばらく考えて、なんだか嫌になってきた。

昨日も、義両親たちと電気代と水道代の話題になった。
私はこまめに電気を消しているほうだと思っている。たまたまりす部屋の電灯を消し忘れて、階下で料理に夢中になっていたら、義母に「どうして上の電気を消さないのか」と言われてしまった。
日頃から節約のことばかり考えているのに「まだ足りない」と追い討ちをかけられて、すっかりしょげてしまった。

節約のストレスで爆買いに走る人も多いらしい。
私はそういうタイプではないのはラッキーかな。
今回は、もったいないけれど、この靴下を捨てようと思う。
まだ使っていないたくさん溜め込んでいる日本からの良質の靴下を何足か使うことにする。

洗濯物をたたんでいるときに義母はよく言っていたものだ。
「日本の肌着や靴下はすばらしく良質ね」
贅沢に日本のパンツや靴下を使い捨てること、が唯一のここの贅沢かもしれない今の私。

PCに向かっていたら、視界の端に何か舞い降りるものがあった。鷺だ!
春から夏にかけてはよく来る。
秋や冬には来ないものだと思っていた。
  クリックで拡大。あまりきれいな画像ではないが。
自宅庭でこうした野鳥を観察できるのは凄まじい贅沢だとは思っている。
でもやっぱり休暇旅行とか、贅沢な外食とか、たまーにはやってみたいとチラッと思ってしまう私、伝統的ドイツ主婦にはなりきれない・・・(義母が言うには彼女の子供の頃は今のような休暇システムはなかったらしい)