ここ最近、吉田修一氏にハマってます。
と言っても、これが三冊目だったか?でも、とりあえずその三冊の中で、コレがいちばん好かったー。
まぁ、ぶっちゃけ青春小説なんですがね、んで、ぶっちゃけ青春小説好きですがね、これはイケるよー!いや、ヌケるとかそんなエロい意味ではなくてな、なんていうか、おざなりな青春の柔らかい部分というか、腑抜けた部分というか・・・あんまり解かりたくないんだけど、解かっちゃって、ちょっと見えない部分を抓まれて、適度な痛みを感じるっていうか・・・まぁ、何言ってんだかさっぱりワカランでしょうがね・・・。
とにかく、文学新人賞やら芥川賞やらの受賞者にしては、すごく読みやすい文章なんで、世俗的で下世話なオイラでもスラスラ読めるんで、とても良いんです。
この作品は山本周五郎賞だったっけか?まぁ、なんたら賞はこの際関係なく、この本は自分の中に深く刻み込んでおきたいな、と思った一冊でした☆