雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

たぶんケンカを売られた

2008-02-26 | 雑記
 いつものように本を読んでいたら、妻(映画も小説もまるで興味のない人間)が、

「そんな作り話、おもしろいかぁ?」

 と、軽く訊ねてきやがった。

「作り話だからおもしろいんだろうがっ!」

 と、言おうとしたが、このバカに本気で反論しても時間の無駄だと思い、無視して本を読み続けた。

 きっと、こういう積み重ねで夫婦の間に溝が出来ていくのだろう。

 まぁ、私たち夫婦はとっくに奈落の底くらいの溝が生じているので、どうでもいいことなのだが、ときどきこのバカはその奈落から顔を出して一々、気に障ることを言うので手に負えない。

 たぶん、かまって欲しいのだろうが、私もいい大人なので、そうそうケンカを買ってばかりはいられない。

 い、いや、決して怖い訳では、ないのだ。。。
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夜想/貫井 徳郎

2008-02-26 | 小説
【名作『慟哭』から十四年。ふたたび<宗教>をテーマに、魂の絶望と救いを描いた雄渾の巨編。】

 そんな帯句に惹かれつつ、読みました『夜想』

 なるほど、フィクションとだとは思いつつも、新興宗教の立ち上がりって実際こんな感じなんだろうなぁ・・・と思ってしまうほど、序盤、中盤とかはそのリアルさにグイグイ引き込まれ、かなりハマりこんで読み進められましたが、、、最後はなんだか肩透かしをくらった感は否めません。
 たぶん、上記の【名作『慟哭』から十四年。】ってので期待しすぎてしまったからでしょう。フツウに、とんでもないどんでん返しとかを期待していましたから・・・。
 でも、そういうのは、なかったんですね。あくまで<宗教>、いや、魂の救済というか、不幸のどん底から如何にして立ち上がってゆくべきか、というようなことに重点を置いていたんですね。そういう観点から読んでいるとかなり意味のある小説だと思うんですが、ミステリ的観点から読むと・・・ラストは煮え切らない思いが募ります。
 これが、まぁ、そんじょそこいらの作家さんならこれで良し、でしょうけど、なんたって『慟哭』の貫井徳郎ですよ、そりゃあ期待してもしょうがないでしょう!

 ホント、途中までは凄く興味深いし、面白いし、寝る間も惜しんで読んだんです。どんでん返しとまではいかなくても、もう少し他の終わり方があってもいいような・・・そんなことを思ってしまうのは贅沢なのでしょうか?

 まぁ難しいですよね、ミステリ小説って。

 そしてどうしようもない我儘な輩ばかりなんですよ、ミステリファンって奴ぁ・・・。
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