今週の頭くらいから、納品先の店々でやたらと店員さんたちがサンタルックに身を包んでいる。いったいに、コンビニエンスストアでそんな格好をしなければならないのか? と疑問に思ったりもするが、まあなんとなくクリスマス気分を煽る効果があるのだろう。
しかしこれがまた、なにかと目立つもので、こちらとしてもなんとなくスルーするのもいただけないような気がして、ついつい一言二言その格好について触れてしまう。
若い女の子(女子高生くらい)だと割合自身あり気に笑顔を見せてくれるのだが、おばさん(と言っても大体30代くらい)とかになると、かなり照れくさそうに、それでもはにかみながらの笑顔を見せてくれる。
こちらとしても、若い子になら「似合ってますよ」とかサラッと言えるのだが、さすがにおばさんにはちょっと言い辛い。
「あったかそうですね」とか「たいへんですね」くらいしか言えない。
ある店舗の女の子はエプロンバージョンのサンタルックを身に着けていたので、「どうせならその下、裸のほうがいいよね」と、思わず言いそうになったが間違いなく出入り禁止になるのでグッと堪えたりもした。
そんなサンタが溢れているコンビニに、今日も今日とて仕事に行ってきたのであるが、富山県のとある店に、困った顔がわりとセクシーな中国系と思われる店員さんがいる。年齢はたぶん自分と同じくらいだろうと思うのだが、色白で長い黒髪がとてもそそる。伝票などを確認してもらうときなど、何故だか思いっきり接近したりしてきて、ついつい「お、奥さ~ん」とむしゃぶりつきたくなるところを間違いなく出入り禁止になるので、いつもグッと堪えている。
そして今日、その人のいる店に配達に行ったのだが、彼女は赤い帽子を被っているだけであった。
私は思わず「帽子だけっすか……」と口走っていた。
すると彼女は「ボウシダケデモホントハイヤネー」(あ、彼女は日本語片言である)
確かに、自慢の黒髪も隠され……いやだがしかし、帽子の裾からチラリとのぞいている首筋のうなじが、イイ。
などと意識を飛ばしていると「ゼンシンサンタ、ハズカシーヨー」とはにかんでいる。
私はとっさに先日見たエプロンバージョンのことを思い出し、
「エプロンバージョンもあるんですよ」
と言ってみた。
「へー、ソナノー?」
「ええ、奥さんならきっと似合いますよ。裸に赤白のエプロン」
と、喉元まで出かかった思いの丈を、これまたもちろん出入り禁止になるのは必至なのでグッと堪えて、とりあえずニッコリ笑っておくだけにとどめておいた。
しかしこれがまた、なにかと目立つもので、こちらとしてもなんとなくスルーするのもいただけないような気がして、ついつい一言二言その格好について触れてしまう。
若い女の子(女子高生くらい)だと割合自身あり気に笑顔を見せてくれるのだが、おばさん(と言っても大体30代くらい)とかになると、かなり照れくさそうに、それでもはにかみながらの笑顔を見せてくれる。
こちらとしても、若い子になら「似合ってますよ」とかサラッと言えるのだが、さすがにおばさんにはちょっと言い辛い。
「あったかそうですね」とか「たいへんですね」くらいしか言えない。
ある店舗の女の子はエプロンバージョンのサンタルックを身に着けていたので、「どうせならその下、裸のほうがいいよね」と、思わず言いそうになったが間違いなく出入り禁止になるのでグッと堪えたりもした。
そんなサンタが溢れているコンビニに、今日も今日とて仕事に行ってきたのであるが、富山県のとある店に、困った顔がわりとセクシーな中国系と思われる店員さんがいる。年齢はたぶん自分と同じくらいだろうと思うのだが、色白で長い黒髪がとてもそそる。伝票などを確認してもらうときなど、何故だか思いっきり接近したりしてきて、ついつい「お、奥さ~ん」とむしゃぶりつきたくなるところを間違いなく出入り禁止になるので、いつもグッと堪えている。
そして今日、その人のいる店に配達に行ったのだが、彼女は赤い帽子を被っているだけであった。
私は思わず「帽子だけっすか……」と口走っていた。
すると彼女は「ボウシダケデモホントハイヤネー」(あ、彼女は日本語片言である)
確かに、自慢の黒髪も隠され……いやだがしかし、帽子の裾からチラリとのぞいている首筋のうなじが、イイ。
などと意識を飛ばしていると「ゼンシンサンタ、ハズカシーヨー」とはにかんでいる。
私はとっさに先日見たエプロンバージョンのことを思い出し、
「エプロンバージョンもあるんですよ」
と言ってみた。
「へー、ソナノー?」
「ええ、奥さんならきっと似合いますよ。裸に赤白のエプロン」
と、喉元まで出かかった思いの丈を、これまたもちろん出入り禁止になるのは必至なのでグッと堪えて、とりあえずニッコリ笑っておくだけにとどめておいた。