雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

パーキングにて

2024-07-07 | 雑記
困っている人を助けたい。
と言うか、困っている人は助けたい。
今日はそんな場面だった。
仕事の合間の休憩で寄った高速道路のパーキングで、バッテリーが上がってしまってエンジンがかからなくて泣きついてきたトラックの運転手さん。
とにかく同じボルトのトラックが現れるのを待っていたそうで、バッテリーの充電を懇願してきた。
そりゃもちろん、お安い御用です。
すぐにそのトラックの隣に付けて準備を。
その最中、一人の男性がやってきて
「ああ、良かった。さっき自分のトラックじゃ役に立てなくて。これどうぞ」
と、ペットボトルのお茶を渡された。
突然の事だったので「あ、どうも」と受け取った。
あとその人は、役に立ってあげられなかった困っていた人にも、申し訳なさげにコンビニおにぎりとお茶を渡し「頑張ってね」と言って立ち去っていった。
その後、問題なくエンジンはかかり、しつこいほどの感謝述べられたのだけれど、まあ自分は当然のことをしただけですよ。困ったときはお互い様です。それにやっぱり、困っている人は極力助けたい。なんせ過去にいくつもの不義理を行っているので、今更だけれども、少しでも誰かの助けになれれば、と思う。
だからなんだか、今日一瞬出会った、何も出来なかったからといって、お茶とおにぎりを振舞ってくれた人が、自分がそうでありたい理想の自分なのではないかな、と思った。
コメント
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