この人の偏執っぷりは、毎度常軌を逸しているが、その最たるモノがコレだと思う。っていうか企画的に、もう笑える。小説(映画、漫画もあり)の中に登場する家電(その家電にしても長嶋独自の流儀がある)にスポットを当てた書評集。
「なんだよ、それ(笑」と思って読んでみると、これがまたもの凄い。なにが凄いかって? だからその偏執っぷり、ではなくて、電化製品について語っているようで、それでいてちゃんとその作品のことも捉えているとこ。
ほとんど読んだことがない作品ばかりがとり上げられているにも拘らず、飽きることなく読み、笑い、呆れ、最後には「あ、この小説今度読もう」と思わせる、まさに長嶋マジックというかなんというか、とにかく凄い。やっぱりこの人の文章は最高に面白くて巧いんだなぁ。
これほどまでにマニアックになると些か「俗」に感じたりしてもおかしくないのだけれど、まったくそうならず(きっと本当にコアなマニアックさだからだろう)もはや「高尚」さすら感じる。
次、何読もうかな? と悩んでたところだったので、この本はいい指針になった。っていうか、そういうの抜きにして、この本自体が本当におもしろかった。
「なんだよ、それ(笑」と思って読んでみると、これがまたもの凄い。なにが凄いかって? だからその偏執っぷり、ではなくて、電化製品について語っているようで、それでいてちゃんとその作品のことも捉えているとこ。
ほとんど読んだことがない作品ばかりがとり上げられているにも拘らず、飽きることなく読み、笑い、呆れ、最後には「あ、この小説今度読もう」と思わせる、まさに長嶋マジックというかなんというか、とにかく凄い。やっぱりこの人の文章は最高に面白くて巧いんだなぁ。
これほどまでにマニアックになると些か「俗」に感じたりしてもおかしくないのだけれど、まったくそうならず(きっと本当にコアなマニアックさだからだろう)もはや「高尚」さすら感じる。
次、何読もうかな? と悩んでたところだったので、この本はいい指針になった。っていうか、そういうの抜きにして、この本自体が本当におもしろかった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます